みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

新年だぴょん

うさぎ年ですね

うさぎの写真あったかな どこかで撮った気がしたがな~

あった、あった、これこれ

 

無心でニンジンを食べる子、かわい~💛

この子は確か、四国、香川県の「しろとり動物園」にいるチンチラ

この動物園は、すべての動物と触れ合える、というコンセプトがあって

チンチラくんにもエサをあげることができる。

「はい、どうぞ」とニンジンを渡すと、両方のお手々でしっかり持って

 モグモグモグモグ

ニンジンどんどん短くなる

 モグモグモグモグ

なんてつぶらな瞳 (*^-^*)

 モグモグモグモグ

最後まで上手に食べた

お利巧ねぇ、可愛いねぇチンチラ

今年もよろしくぴょん

 

・・・え? チンチラはうさぎじゃない?

齧歯目? ネズミの仲間?

そういえば、しっぽがネズミな気がした(耳もだ)

 

あ、うさぎはこちらでした。

 

エサ、あげすぎ。

このウサギは毛がフワッフワで、抱っこすると気持ちよくて暖かくて

ケモノっていいなぁ、と思った子でした。

 

今年もいっぱい食べて元気に遊ぼう、おーヽ(^o^)丿(どーでもいいことですが、私、年女で今年還暦です)

 

関係ないけど

 

カピバラも好き♪ (載せたかっただけ)

ということで、

本年もよろしくお願いいたします\(^o^)/

 

昨日は、初詣の前倒しで(考え方がおかしい?)

職場近くの神社まで走りました

初めて行った神社、天照大神が祀ってあるらしい

太陽はありがたいものね

 

パンパン柏手を打って、手を合わせ

「昨年は就職できて、マラソンも走れて、家族も元気でありがとうございました。

 今年も心穏やかに仕事ができて、元気で走れて、家族も無事でありますように」

と、即物的なお願いをしてきた。

狛犬だかお獅子だかが

 

おう、がんばれよ!

と応援してくれているようだった。

 

 

今日は、平塚のららぽーとまで元旦ラン

 

「謹賀新年」て感じの富士山。川の上を猛禽類が飛んでいて「あれ、一富士二鷹だわ」と思ったが、もちろん鷹ではなくてトビだった

 

リュックを背負って、ららぽまで走って

チラシで見た初売りバーゲンのランニングシューズを買ったのでした。

 

昨年、他の店で試し履きしたとき、足にフワッと合って軽くて、ぜひぜひ欲しいと思ったのですが、お高くて買えなかった。

手に入れることができて嬉しい。

自分へのお年玉ヽ(^o^)丿

今年も頑張ろう ♪

 

 

仕事納めのラン

今日は仕事納め

大掃除(中掃除くらいか)が終わったら解散で、いつもより早い時間に帰宅できたので、走ろうと家を出た。

 

庭の南天の赤い実は、ほとんどヒヨドリに食べられて

 

スカスカ (;^ω^)

 

ヒヨドリ南天をついばんでいる現場に、たまたま遭遇したことがある。

私「あら、ヒヨ、南天美味しいかい」

ヒヨ「ピーッ!(やべっ、見つかった)」逃げて行った。

逃げなくていいのに。私は南天食べないから (^-^;

大事に大事に育てた干し柿は食べないでいてくれたから(実はヒヨに食べられるのではないかと心配していた)南天はいくらでも食べていいよ。

そんな気持ちが届いたのか、南天はあらかた食べられたね。

 

今日も、目久尻川沿いをテコテコ走った。

海の方から風が吹いているが、日差しが暖かい。

川の中のダイサギが、器用に一本足で立ち、片方の足で首のうしろを掻いていた。

鳥だって首が痒いこともあるさね。

面白いポーズだ、写真を撮ろうとしたら、すっと足をおろして

 

私は首のうしろなど掻いていませんよ、とすました顔をしている。

川面がキラキラ光っていた。

 

川の中に太陽

どこからか、良い香りが漂ってきた

この香は? キョロキョロ

見つけた

 

蝋梅 もう咲いてるの? はやっ!

枯葉が木に残っているのに花をつけている。

いつもの年は、お正月に鎌倉のお寺でチラホラ咲き始める感じだと思ったが。早すぎる気がする。

でも、良い匂い。蝋梅の香は大好きヽ(^o^)丿

 

日は傾き、道が光る

なにがこんなにキラキラしているんだろう

 

写真にはうまく写らないけど、眩しいほどにキラキラの道を光にまみれながら走った。

影が伸びる

畑のネギも影をつくり

小石にも長い影

夕方のランも楽し

 

家に着いて、シャワーを浴びて、雨戸を閉めようと外をみたら

 

夕焼けに浮かぶ富士山

冬は富士山が綺麗に見えて嬉しい。

今日も良いお天気でした。

 

京都駅に6時間いた話(つづき)

昨日の続きです。

長いし、面白くないです(書くな)

この苦い経験を、記録として残しておこうと思って(・_・;

 

ーーーーー

 

人混みを縫うように急いで進み、八条口JR東海ツアーズに到着したとき、店の前には既に数十人の列ができていた。

15時過ぎだったと思う。

また並ぶのね (;一_一)

並んだ。列はなかなか進まない。

JR東海ツアーズの隣は、窓口のある「きっぷうりば」(JR東海は「みどりの窓口」ではないらしい)、そちらもかなり長い列ができているっぽい。大変だねぇ、と思う。

しかし他人事ではなかったのだ。

40分くらい並び、ようやく順番がきて、店の人に「運休になったので指定席の再発行をお願いしたいのですが」と言ったらば

「ここでは切符の発行できません」と。

お隣の きっぷうりばに行け と。

( ゚Д゚)( ゚Д゚) 無駄に並んだのか。

いったい、ここの行列は何が目的の行列だったのだろう?

 

きっぷうりばは、、、

超超超超長蛇の列、最後尾が見えない。

最後尾を探して、通路をズンズン歩いて歩いてようやく見つけた。

もう16時近い。

駅入り口のドアが開くたび、冷たい風が吹き込み、寒い。

途中、トイレに行きたくなり、夫に荷物を預けてトイレに向かうと

女子トイレもまた行列 は~ (ー_ー)

 

並んでいる間にスマホを見ると、ニュースに

東海道新幹線は16時30分頃に運転再開の予定」とある。

JR東海のホームページよりも、ニュースやTwitterの方が情報が速い。

 

「えらいこっちゃわ」という声が聞こえた。

私たちのすぐ後ろに並んでいるおばさんが呟いていたのだ。

少し、ほんわかした (*^-^*)

「大変なことになった」より「えらいこっちゃ」のほうが柔らかくて、冗談っぽく聞こえる。若干楽しげでもある、関西の言葉っていいな、と思った

そのおばさんの所に、連れの男性がやってきて

「駅員さんに聞いてきた。一番早く帰れる方法」とおっしゃった。

なになに、聞き耳をたてる 👂

その方によると、

「『のぞみ』の切符があれば、どの『のぞみ』にも乗れる。『ひかり』と『こだま』は乗れない。なので、運行再開したら今持っている『のぞみ』の切符で自由席に並んで乗るのが一番早い」

うーん。確かに切符再発行の列に並ばなくて良いけど、京都は始発ではないから絶対に座れないし、たぶん自由席はぎゅうぎゅう詰め。そんな状況で新横浜まで2時間我慢するのは無理だわ。とワタシ的には不採用。

しかし、お二人は「それで行こか」と去って行かれた。健闘を祈ります。

 

16時半を過ぎ、「運転再開は17時になった」と放送があった。

暗くなる前に作業が終わるといいね。頑張れ!JRの作業員の人たちヽ(^o^)、と心でエールを送る(早く帰りたい)

 

2時間並んで、18時に窓口にたどりつけた (゜-゜)

窓口の職員さん「18時06分発の『のぞみ』が、現在10分か20分遅れているのですが、それなら指定席がとれます」と。

えっ? そんなに早く乗れるの?

そりゃあもう一刻も早く帰りたいので、その時間の指定席を申し込んだ。

職員さん、新しく発行した切符を運休になった切符と重ねてパチンとホッチキスで止め、「自動改札は通れませんので、駅員のいる改札を通ってください」と、笑顔で渡してくれた。

駅の職員さんもさぞ疲れておられるだろうに、笑顔で対応してくれてありがとう(^^

感謝して改札に向かった。

しかし!!!

新幹線の改札口、駅員のいる改札には10人程が並んでいて、

まったく進まない。時計は18時10分。

先頭の人が駅員と話している。

後ろに並んだ人は、追い抜くこともできず、ジリジリと待っている。

ちょっと駅員、後ろの人たちは通してあげなさいよ(含む私がたち)電車行っちゃうよ。

少し待ったが列も駅員も動く様子がないので、別の改札口に行くことにし、走った。

そこは4人並んでいた。

そして、やはり流れない。

考えてみると、駅員のいる改札口はいろんな人が並んでいて、中には問い合わせの人も多く(他に駅員に聞けるところがないものね)、再発行の切符を見せて通るだけの人の順番がなかなか回ってこないのだ。

ようやく改札を通りホームに上がると、私たちが乗る新幹線がやってきたところだった。ギリギリセーフ。ふー、危なかった (;^ω^)

ああ、疲れた。

この後、新横浜駅でも、駅員のいる改札口渋滞(払い戻しや遅延届をもらう人の行列)に巻き込まれるところであったが、そこは駅員に声をかけて行列の横を通り抜けることができた。

でも、知らない人は、切符を見せるだけでもこの大行列に並んだのかもしれないなぁ。

 

 

新幹線が止まったのは、強風により架線が切断されたことが原因らしい。何か電線に飛んできたのかしら。

JRもまた被害者なのだろう。安全を第一に考え、電車に遅れがでたことは止む得ないことだと思う。復旧作業に尽力を注いてくださった作業員の方々も、笑顔で対応してくれた駅の職員の人にも感謝している。

でも、もう少し工夫があったら、乗客のストレスも減るだろうしもっと効率よく流れる気がする。

JR東海ツアーズでは切符の発行はしないとアナウンスするとか、

駅員のいる改札では、問い合わせの人と切符を見せるだけの人を分けるとか。それだけでもだいぶ違うと思うのだけどなぁ。

JRさんも人手不足で大変なんだろうけど。

 

この日、家に帰ったのは23時。

後から調べたところ、運転見合わせを知った時点で新幹線を諦めて在来線で帰ったとしたら10時には家に帰れていることがわかった。

その方が楽だったかも。

腰が痛くなりそうだけど(*´-`)

 

 

京都駅に6時間いた話

いつぞや、電車が止まって飛行機に遅刻しそうになったトラウマから、旅の移動の際はなるべく時間に余裕をもった行動をするようにしている。(なるべく、ね)

この日も、14時30分発 のぞみに乗って帰る予定で、12時過ぎに京都駅に到着した。

早すぎか?

いやいや、昼ご飯を食べてお土産を買えば、じきに乗車時刻になるさ。なにしろ休日の京都駅だ。混雑しているに違いない

案の定、京都駅の中の飲食店はどこも人が並んでいた。昼どきだものね。

大丈夫、時間はたっぷりある、列に並びましょう。

時間のゆとりは心のゆとりヽ(^o^)丿

 

お昼ご飯を食べ、食後のコーヒーもいただいて、お土産を買おうかなと駅構内を歩いていた。13時過ぎだったと思う。

新幹線切符売り場の電光掲示板に、なんとなく目をやると

東海道新幹線、名古屋-豊橋間で停電のため現在運転を見合わせ」

という文字が流れている。

あれあれ?電車止まってるの?

構内放送などはない。

掲示板には「詳しくはJR東海ホームページでご確認ください」と。

ホームページを見たが、

・京都ー東京間は上下線とも新幹線は止まっている

・停電の原因は不明

・復旧の見通しは立っていない

ということくらいしか分からなかった。

 

今の段階では何もしようがないので、とりあえずお土産を買おう、ということになった。

京都駅内は、今のところ混乱はない。

 

お店を数件回って買い物を済ませた。

時間は14時。まだ電車は動いていない。復旧の見通しも、まだ。

まあ、新幹線が遅れることは確実だが、遅れた新幹線に乗れば済むことだ。

早めの時間の指定席をとっておいて良かったね、と、この時は楽天的に構えていた。

とはいえ、荷物を持って駅の中を歩きまわるのも疲れた。どこかで座りたい。

駅の中は、にわかに人が増えており、飲食店の前は、お昼どきより長い行列ができている。

比較的行列の短い店(甘味処)の列に並び30分くらいで店内に入れた。

さっきお昼を食べたばかりなのに、もうおやつタイム、余計なカロリーを摂る(*´-`)

大椀の栗ぜんざいを食べ終え、スマホで運行状況をチェックすると、あれれ?

私たちの乗る予定の新幹線は 運休 になっている。

私「電車、運休になったみたいよ」

夫「えっ? じゃあJR東海ツアーズに行かなきゃ」慌てて立ち上がった。

今回の旅行の新幹線乗車券・特急指定席券とホテルは、JR東海ツアーズ(JRの旅行会社)を通じてとったらしい。切符の交換もたぶんそこでできるだろう、と夫は言う。

 

店から出ると、中央口は人混みでごった返していた。

行きかう人、きっぷ売り場の列に並ぶ人、立ち止まって案内を探す人、人だらけ。まっすぐ歩けない。

雑踏の中、振り返りもせずにどんどん進む夫

その姿を見失わないよう、小走りで追う私

 

 

つづく

(すみません、長くなりそうなので いったん切ります)

 

曇天と雨の滋賀・京都旅④

3日目 南禅寺永観堂、そして帰路へ

朝ランの旅ラン、その2

2日目の朝ランの旅ランは、南禅寺に。

6時過ぎ、夜明け前の三条通りを京都中心部へ向かう

ルートはスマホのナビにお任せして、ホイホイと走る。

途中、左折して急な坂を上っていくと広場のようなところに出、細い川と合流する。

この川が琵琶湖疎水。

そこからは疎水と平行して進むのだが、その道は

 

道っていえるのか? 細くてデコボコしていて滑るレンガ敷き。

夜明け前なので、写真で見るよりずっと暗い。

転んで水に落ちると困るので、歩いた

スマホのナビは、なぜにこんなマニアな道を選んでくれるのか。

でもまあ、琵琶湖疎水を見たかったから正解といえば正解なのだが。

 

突然、南禅寺の上の南禅院に出た。

階段を降りて南禅寺境内に入る。

 

この疎水橋の上部が、上の写真のような川になっている。水の流れる橋。

 

南禅寺は大きいねぇ、と境内をウロチョロし、せっかくだからとお参りなどしていたら、7時近くになってしまった。

出がけに夫が「今日の朝食は7時半にしてもらった」と言ってたっけ。(昨日は8時だった。なぜ早めたのかは聞いてない)

これは走って帰ったら間に合わない、電車で帰ろう。

 

 

門を出て

 

ねじりまんぽ を抜けて

 

地下鉄に乗り、ホテルに着いたのが7時20分。

部屋に入ったら真っ暗、夫がいない。あれれ?

電話した「今どこにいるの?」

夫「南禅寺の門のところ」

へっ?

今朝はどこにも行かないと言ってた気がしたが。

私「朝食、7時半って言ってたよね」

夫「遅れてもいいよ、お風呂でも入ったら?」

自分で朝食時間を早めておいて、自分で遅れるのか。

だったら走って帰ってくればよかった。

急いで損した (一_一)

コンニャロメ、と思いつつ

でも、今日も朝風呂に入れたから、よしとしてやるか(上から目線)。

 

永観堂禅林寺

京都最後の日は晴れ。永観堂に行った。

紅葉のお寺は、若干ではあるが紅い葉が残っていた。

 

青空!

 

秋の名残を感じる

 

臥龍廊に散る落ち葉も風情があり

 

桃瓦 こんな遊び心が好き(*^-^*)

 

お天気が良いって綺麗ですね ♪

 

最終日にやっと晴れてくれた。

雨の琵琶湖も宇治も良かったけれど、晴れるとやっぱり嬉しい。

永観堂は紅葉の盛りを終えて観光客も少なく、のんびりと寺院と庭園を周ることができた。満足(^^♪

 

そして、私と夫は京都を後にし、午後の新幹線で帰路についた。

今回もまた楽しい旅でした。

となる はずだった(;^ω^)

新幹線が止まるなんて思っていなかった。

 

東海道新幹線が運休になった顛末は、また今度書こうと思うが、たぶん愚痴だらけになるだろうなぁ。

 

曇天と雨の滋賀・京都旅③

2日目 毘沙門堂醍醐寺と宇治平等院

旅ランの朝ラン

サウナのおかげか ぐっすり眠れた二日目の朝、ホテルの近くの毘沙門堂まで、ふらりと旅ランの朝ランに出かけた ♪

そういえば昨年も京都で旅ラン朝ラン♪ とか言って、しっかり道を間違えたのだった(;^_^A

 

michibe.hatenablog.com

 

今年は大丈夫か?

大丈夫、毘沙門堂はとても解りやすいし近い(去年も世界一解りやすい道を逆方向に走ったが)。

取り敢えず行ってみよう。

6時過ぎにホテルを出て、山に向かって走る。さぶっ(>_<)

緩やかな上り坂をトコトコ

琵琶湖疎水を越えて、どんどん上って

思いの他 早く毘沙門堂に到着した

 

真っ暗 (^-^;

 

この小さな橋は「極楽橋」という。

昔、後西天皇がこの地に来たとき「橋より上はさながら極楽浄土のような清浄華麗な霊域である」と申されたそうな。

では、階段を上って清浄華麗な地へ足を踏み入れてみましょう。

毘沙門堂は、春は桜、秋は紅葉の景色が美しいことで有名だが、この朝は参道に落ちた紅葉も掃き清められ、すっきりと何もないお寺だった。

その何もなさが かえって清々しく感じた。

ひと気のない境内を歩き、冷たく静謐な空気に浸った。

ちょっと浄化された気がする。帰ろ

坂道をタッタッタと気持ち良く下ってホテルに戻り、お風呂にドボンと入った。うーん、こっちも極楽 (*^-^*)

 

醍醐寺のおびただしい枯葉と弥勒さん

朝食は京懐石ビュッフェ。湯豆腐、胡麻豆腐、湯葉、生麩は柚子味噌と山椒味噌の2種、宇治ほうじ茶の茶粥と粕汁。そしてなぜか近江牛のしゃぶしゃぶ、、等を堪能し、ゆっくりと朝を過ごした。

 

そして醍醐寺へ。

天気予報では昼から雨になるという。雲が低い。

 

伽藍エリアは人が少なくガランと、、、(言わずにはいられない)

 

あちらもこちらも紅葉の落ち葉だらけ。枯葉の敷き詰まった境内を歩く

 

枯れ紅の水くくるとは

 

今日もまた雨が降ってきた。

醍醐寺座主の本坊、三宝院を特別拝観できるというので、室内に避難した。

 

庭園。苔むした橋が渋い

 

部屋の中に桜が

 

床の間の前に座ると、枝垂桜の花びらが降ってくるような感じがした

 

一番奥の間に、快慶作の弥勒菩薩像があった(撮影禁止です)

快慶の最高傑作だそうな、柔らかな表情をしている。

確か弥勒菩薩は未来の仏様ですよね。それも途方もない先

仏陀入滅57億年後に現れて衆生を救う、とな。

ごじゅうななおく!( ゚Д゚) 太陽系の寿命が終わっている?

でもまあ 弥勒さん目線から見ると、醍醐寺が建てられた平安時代も、快慶が弥勒菩薩像を彫った鎌倉時代も、私たちの現在から遥か昔というわけではなく、快慶も私たちも同じ時を過ごしていると言えそう。

57億年から見れば千年なんて あっという間だものね。

そう思うと平安・鎌倉時代の人々も身近に感じるものだと、弥勒菩薩像の穏やかなお顔を見ながら思ったのだった。

 

宇治平等院で「お迎え」を見る

雨は本降りになってきたが、宇治平等院に行った

 

鳳凰堂 今回の旅の写真はみんな暗い(;^ω^)

雨なのに人が多い。観光名所だからなぁ。

 

鳳凰堂は観光客が多いので中には入らず、隣のミュージアム鳳凰館に行ってみた。

 

木彫りの「雲中供養菩薩」が、楽し気に飛んでいた。

菩薩たちはそれぞれに小さな雲に乗り、琵琶やら笙やらシンバルみたなものやら、多種の楽器を奏でている。天上の音楽を奏でながら死者を極楽にお連れするらしい。

 

極彩色の絵もあった。

亡くなる人の家に向かって、天上から阿弥陀如来を取り囲んだ華やかな菩薩音楽隊が降りてくる。楽器の種類からいって それはそれは賑やかな心躍る一行であろう。

ピーヒャラ ベンベン ジャーン ♪ ←音楽の表現が拙すぎ

お祭りのようだ。こんなお迎えがあるのなら、浄土に行くのも楽しそう。

 

天上の音楽を想像しながら鳳凰館を出て雨の中へ

宇治川沿いを歩き、お店でお抹茶をいただいて体を温め、宇治茶を買って帰った。

 

宇治川宇治橋

川の上を小さな鳥がしきりと飛んでいた

飛び方がツバメに似ていたが、冬にツバメのはずもない

双眼鏡で姿を追ったけれど、薄暗いし飛んでるしで解らずじまい。

なんだったんだろう?

 

明日は最終日。どうやらやっと晴れるらしい。

 

 

まだ続きます。

曇天と雨の滋賀・京都旅②

続きというより、いきなり番外編的な、、

ホテルのお風呂のことを書きたいと思います。

とてもくだらないです。

 

女性優遇ホテルだって?

泊まった宿は、滋賀にも近い京都 山科のホテル。

 

sanraku.premierhotel-group.com

 

このホテル、女性専用の大浴場がある。

というか、女性専用の大浴場しかない。男の人は部屋のユニットバスを使えと。

どうしてそのようなホテルにしたのか、それは私の夫に対する嫌がらせ…ではない(やりそうだけど)。夫が選んで予約した。たぶんJRツアーズの指定とか、全国旅行支援の都合とか、朝食の京懐石ビュッフェがステキとか、諸々を考慮して決めたのでしょう。

 

その大浴場にはいろいろ特典がある

①シャンプーバー

 10種くらいのブランドのシャンプー、コンディショナー、ボディソープのセットが並べてあって好きなものを使える。

②選べるシャワーヘッド

 洗い場によってシャワーヘッドが違う

③選べるドライヤー

 

ご配慮は有難いのですけどね、普通でいいのよ。

シャンプーのブランドはよくわからないし、シャワーヘッドから出てくるミストシャワーはなんだか冷たく感じ、ジェット水流は水圧強くて私が飛ばされそうになるし(大げさ)、ドライヤーはスイッチの切り方がわからなくて説明書を読もうにも老眼鏡を持ってこなかったので見えない(いじくりまわしてなんとか止まった)。

おばちゃんは普通が一番良いけれど、若い女性には人気があるらしく、大浴場はレディーたちで混んでいた。

行き交う女性たちを洗い場の鏡越しに眺めながら、若い人というのは肌も姿形も綺麗なものだと感心する。

眼福、眼福 (^ω^)

ふと、鏡の中の自分に目が行った

あ、この体どこかで見たことがある。そうだ、先日読んだ浅田次郎の「大名倒産」の表紙に出てくる貧乏神に似てる。

 

右下の人(人じゃなくて神か)ね。

己の姿にドン引きしたのであった。

 

整ってみたい

気を取り直して、サウナに入ろう。

サウナで「整う」体験がしてみたかったのだ。

サウナは入ったことがあるが暑いて息苦しいだけ

水風呂は冷たくて辛いだけ、

だと思っていたが、正しく入れば たいそう気持ちが良いらしい。

やってみよう、まずはサウナに5分~8分。

暑い熱い、が、我慢はできる。肩こりが楽になる感じがする。

7分入った

シャワーを浴びて、水風呂にそっと足を入れた。目標は1分~2分。

ひぇ~、冷たい。心臓が止まる~ (>_<)

我慢して胸までつかるが全身に力が入ってしまう。1分で限界。

体を拭いて休憩用の椅子に座った。予定は5分~8分

全身がホカホカしてきたが、8分経っても整うという感覚がわからない。

もう1セットやってみた。

水風呂がやっぱり苦手だな。力が抜けない、冷たい寒い。

整う感は、、、うーん (一_一) 体感できず。

 

サウナ道は一日にしてならず、なんでしょうかね。

とにかく水に入るのがイヤ過ぎて、自分には向かないのかなと思ってしまう。

もはや整うことができないくらい崩れてるのか?自分。

貧乏神だから?(体形だけ)

しょうがないや、また機会があったら試してみよう。

 

その夜は、旅先にしてはよく眠れた。

もしかしたら、サウナの効果だったのかもしれない。