「津山に遊びに来ない? なーんにもオシャレなところや綺麗なところは無いけどね」と声をかけてくれたのが先月。
急にどうしたのだろう? 何か深刻な悩みがあるとか、病気で先が長くないとか、、不吉なことが頭に浮かぶ。常に悪い方に考えるワタシ。
いやいや、きっと私が失業中で暇だから招待してくれたのだろう。時間と体力がある今のうちに訪ねてみようかな。姉のお義母さんとハク(愛犬)にも会いたいし。
11月12日~14日 2泊3日で遊びに行くことにした。
出発の少し前、LINEが来た。
姉「予定をざっと考えたんだけど
①アクセサリーを作る
②K(姉の三男)の家に行ってみる
③山に登る
④暖簾の町勝山に行く
などどうでしょうか」
私「それ全部やるの?大変じゃない?」
姉「余裕でこなせます」
私「すごいね、盛りだくさんだね。楽しみ」
こんな出来の悪い妹(私)をもてなしてやろうという心意気が嬉しい。
1日目
バスと電車の遅れにより、予定より2時間遅れて津山駅に着いた。
車で迎えに来た姉は元気そうで安心した。病気でも悩んでいるようでもないな。
予定① アロマワックスサシェ作り
姉が何度か行っている教室に行った。
ここは、ドライフラワーや草(?)を使って、クリスマスリースやお正月のお飾りやアクセサリーなどを作るところっぽい。(間違っているかも)
この日作ったのはアロマワックスサシェ
アロマワックスサシェとは、
良い香りのする蝋を溶かして型に入れ、固まる前にドライフラワーなどの飾りを埋め込む
お部屋に置く芳香剤兼インテリア、みたいなものかな
先生は、年齢不詳な(70歳代かな)チャーミングな女性で、褒め上手だ。
「あら、こんな風にお花を散らした人は初めてだわ。可愛い、写真撮ったら私にもちょうだい」
おだてられてつい「へへへ、そうかな」と良い気分になってしまう。
左が私、右が姉の作品。性格の違いが表れている(笑)↑スマホで見たら上と下ですね。
モノ作りも楽しいね
工作を終えて、お昼ご飯
お豆腐料理をいただきました。
ここね、ほんとに美味しかった。
お豆腐も 湯葉も がんもも 油揚げも 豆腐団子も 全部おいしい、優しい味。
ごちそうさまでした。
予定② K君(姉の三男)の家に行く
K君と奥さんは、共に香川県の動物園で飼育員をしていたのだが、昨年(だったかな)動物園を辞め、津山の隣の山村に 山付き畑付きの古民家を買い、引っ越してきた。
動物を少しずつ集め、いずれは動物とふれあえるカフェを作るのが夢というか、今のところ目的なのだって。若いっていいね。
家の前の畑では白ヤギが草を食んでいた。
家に上がり K君夫妻とご挨拶をしていると、何やらつま先が痛こそばゆい
見ると、ミーアキャットが私のつま先をかじっていた(笑)
これは女の子。可愛い
もう一匹、男の子もいるのだが
この男子はめちゃ人に慣れていて
肩に上ってマスクをはずしたり
ポケットに潜ってスマホを取り出してかじったり
時計をかじったり
お茶目ぶりを披露してくれた
私の時計をガジガジガジガジ
イケメン黒猫はミーアキャットたちと仲良しで、時折猫パンチを炸裂させて一緒に遊んでいた。
隣の部屋にはプレイリードッグ2匹と、K君の真似をする青いインコがおり、
外にはミニブタ
柿をもらってバリバリ食べた後、「もっとくれ」と言ってる
K君夫妻、動物好きというより動物と共に生きていくのが普通、という風だった。
若い二人が移住してきたことで村の人たちも喜んでいるのだろう。
畑のことや害獣(猪や鹿)を捕獲する罠のこと等いろいろ教えてくれるのだと、
とても可愛がられているようだ。
大変そうだけど、心から応援するよ。
夢がかなうといいね。
ハクと対面
さあ、ハクが待ってる、家に帰ろう。
ハクとは初対面だ。
吠えられないかな、嫌われないかな、ドキドキ♡
ハク~! 会いたかったよ
想像してたよりかなり大きいハク、ジャンピングタックルで歓迎してくれた。
私の身長くらい跳ぶ(私156cm)
うぉ~! よしよし、いい子だね
アタマをなでると、私の顔をベロリンとなめる。
これって親愛の表現だよね。嫌われなくて良かった。
私に、姉と同じ血筋を感じたのかな。さすが紀州犬。
夕方の散歩に同行した
ハクは、やる気満々、「オレはやるぜ」という体で興奮ぎみに歩く
「オレの縄張りに怪しい動物はいないか」と鼻をきかせながらパトルールしている。
私も散歩させてみたい
姉から手綱(リードというより限りなく手綱)を受け取り、ハクの後ろを歩く
ハク、何かを見つけて走る
私も走る
ハク、加速する
私も加速する・・・コケる(悲)
ハクのスピードについていけなかった、どんくさ過ぎ。
いや、ハクは「ストップ!」と言えば、ちゃんと止まれる子なので
ついて行こうとした私が悪い。
姉に怒られるハク、ごめんね。
②に続きます