マイコースである目久尻川沿いのサイクリング&遊歩道は、所により狭くなっている。
ジョギング中、並んで歩いているカップルや親子連れと出合うと、どちらかによけてもらわないと通れない。
ありがたいことに誰もが普通に道を譲ってくれる。申し訳ないと思いながらご挨拶してすれ違う。時々、「頑張って」と声をかけてくれる人もいてとても元気が出る、自分も見習いたい。
さて、今日
いつも通りテコテコ走っていると、前方から老夫婦と思われる男女がやってきた
狭い道だ
川側を女性が、畑側を男性が、並んで歩いている
私は畑側を走っている
真っ直ぐな道なので、あちらも私に気付いているはず
私の向かいを歩く男性が川の方(女性側)に移動してくれる、と思っていた。
が、移動しない、私に向かって真っ直ぐやって来る
だんだんと近づいてきた
男性、やはり真っ直ぐ歩く
このままだとどうなる?
①ぶつかる
②私が畑に落ちて道を譲る
③私がUターンして家に帰る
①と③はイヤなので、最悪畑に落ちる覚悟を決めて進んだ(畑に落ちるのもイヤだけどね)
すると、川側の女性が男性の後ろに回り込んで道を譲ってくれた。
ちょっと待って、私の前にいるのは男性だから
男性が少しばかりよけるのが効率的にも良いんじゃない?
と思ったが、せっかく譲ってくれたので女性に会釈し川側に移動してすれ違った。
このおっさんの、絶対譲らない魂 はどうだ。(急に口が悪くなる)
譲らないなら譲らないを貫き通せ。奥さんに譲らせるな(奥さんじゃないかもしれないけど)。私を畑に落とすくらいやってみろ。
挫折を知らず、出世街道をまっしぐらだった人なのかな?周りに気を遣われ、持ち上げられ続けるとこんな「譲らない人間」になるんだろうか、と勝手に思う。
目が悪いとか、何か理由があるのかなとも考えた。でも、もしそうならこんなに接近する前に女性が男性の腕をとって引き寄せるとか、何かしら行動していたと思うのだ。
絶対に譲らない。
自分に自信があるんだろうな、人の目を気にしないんだろうな、ストレスたまらないだろうな、うらやましい気もする。
では、何故こんなに腹が立つのだろう?
自分にないものを持っている者への嫉妬もあるかもしれないが、それよりもこの男性が隣の女性にフォローさせたことが私の怒りに触れたのだと思う。体力のある者が動け。
女性の優しさや気遣いの上にあぐらをかいて偉そうにしてるんじゃないわよ。(別に偉そうにはしてないか)
勝手に妄想して怒っていたJOGでしたとさ。
自分に自信があって気遣える人になりたいね。