みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

寝ながら笑うトラフズク

家から割と近いところにある小さい公園に、冬になるとトラフズクが来る、という情報は何年か前から知っていた。

トラフズクはフクロウの仲間で、猫の耳みたいに見える羽(羽角)と、オレンジ色のクリックリの丸い目を持つ猛禽類。見たい!

しかし、公園はいつもバードウォッチャーの人たちが わらわらと群がっている。何となくその中に入っていく気になれず、トラフズク確認は先送りになっていた。

 

一度、たまたまその公園の前を通ったとき、中は珍しく誰もいなかった。そっと公園内に入りトラフズクがいると思われる木の下に立った。冬でも緑の葉が茂っている大きな木。

木の下側に貼り紙がしてあり、「トラフズクは夜行性で、昼間は眠っているのでうるさくしないでね」みたいなことが書かれていた。

そうよね、夜、ホーホー鳴くのがフクロウだものね。

静かに木の上を見上げた。だが、木の上の方にいるのか葉の陰に隠れているのか、トラフズクの姿は確認できなかった。

 

先日、相模川に鳥を見に行った帰りに公園の前を通ると、二人のバードウォッチャーが木に向かって写真を撮っていた。

一人は脚立の上に座り、高い位置でカメラを構えている。

トラフズク、寝ている木の下でカシャカシャ連写のシャッター音がしたらうるさいだろうな。と、鳥に同情する。(今のカメラはシャッター音しないの?)

とはいえ、やっぱり一目トラフズクを見たい。今日は人も少ないしチャンス。

トラフズクさんごめんなさい。眠っているところを覗くなんて悪趣味だと自分でも思います。人の気配がするだけで安眠妨害ですよね。うるさくしませんから、ちょっとだけお姿見させて、と内心謝り倒しながら木の下に近づき、上を見ると、、

思ったよりずっと大きな鳥が眠っていて、そして笑っていた。

 

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写真がないので、私の書いた絵で (;^ω^)

めちゃ笑顔(に見えた)

 

これは、トラフズクが一枚うわてだ。参りました。

「迷惑とか、うるさいとか思ってないよ」と許してくれているようで(勝手に)

 

いと、気高し

 

くからくかりしきかるけれかれ (*^▽^*)

 

トラフズクは許してくれたけど、もうここに来ることはないかな。

そっとしておこう。