3月5日土曜日、春一番が吹いた日、小田原市の曽我梅林に行ってきました。
風は強いが日差しはぽっかぽか🌞
梅林に行っていながら、まず河津桜の写真を撮る奴 (^-^;
遠くはモヤっていた。春霞ですね
緑顎(りょくがく)、だと思う。静かなたたずまいが好き
梅を堪能した、と言いたいが、目を使った時間の割合は、観梅20%、30%は鳥を探し、30%はイヌノフグリを探し、残りは地図を見たり遠くの景色を見たり。
鳥を双眼鏡で追い、地面の花を探し、上を見て下を見て、遠くを見て近くを見て、梅も見て…忙しい忙しい(*´з`)
だが、二兎を追うものは一兎をも得ず
鳥は、もしかしてレンジャクがいるかも、宗我神社に立派なヤドリギがあるし、と、ちょっとばかり期待したのだが、実際見たのは、梅や河津桜の中を飛び交って花の蜜を食す
メジロたちにしたら、今はこの世の春。花の蜜吸い放題、ひゃっほー!って季節だものね。たくさん栄養とって繁殖に備えているのね。
そしてイヌノフグリ、、これまでイヌノフグリだと思っていた花は、実は外来種のオオイヌノフグリだったと知り、ちょっとした衝撃を受けた (@_@。イヌノフグリはオオイヌノフグリより小さくてピンクの花、花弁に紫の筋が入っているのだって。探してみよう、イヌノフグリ~、イヌノフグリはいねが~。
これは? ぜんぜん違う、ハコベかな
コレはどうだ!葉っぱトゲトゲだが…これはツタバイヌノフグリ(フラサバソウ)らしい。やはり外来種。種子はイヌノフグリに似て「フグリ」の形だそうです。
探しても見つからないイヌノフグリ。
だよね、絶滅危惧種Ⅱ類だものね。そうそう見つけられるものじゃないか。
オオイヌノフグリは外来種(正確には帰化植物というらしい、よくわからないけど)。国立環境研究所のページの「侵入生物」リストに載っている。在来種のイヌノフグリを絶滅に追いやり生態系を乱す悪者?イヌノフグリが少なくなっているのは残念だけれど、オオイヌノフグリだって好きで日本にやってきたわけじゃなし、人によって運ばれて、置かれた場所で咲いているだけなのに、侵入生物扱いはないんじゃない。
それにしても、野に咲く花はいろいろあって、私はその名前をほとんど知らない。名前を知ろうが知らなかろうが花にとってはなんの影響もないが、花の名を知ることで親近感が沸くものですね。逆に興味を持つと名前を知りたくなるのは鳥と同じ。
調べてみると、ハコベは花びらが10枚に見えるが実際はウサギの耳のような2本1ピョン(枚)の花びらが5セット配列されて1つの花になっている、とか、オオイヌノフグリの種はぜんぜん「フグリ」に似てないとか、興味深い。
イヌノフグリ、これからも気にかけて探していこう。
あ、そういえば、ツタバイヌノフグリの種も「フグリ」に似ているというから見てみたいのだが、この花、曽我梅園から国府津駅に行く五国峠で道に迷いながら見た花で、同じ場所に行くのは難儀だなぁ。近場で探してみよ。
・・・「フグリ」言い過ぎ (;^ω^)