みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

花と山を見に

長野県、高遠に行ってきました。

あちこちで寄り道したり、休憩したり、ゆるりとしたドライブでした。

 

中央高速、釈迦堂PAでさっそく休憩。

パーキングから階段を上って釈迦堂遺跡博物館から景色を見ると

春霞の中に南アルプスの残雪が浮かんでいるみたい。

 

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桃の開花時期は、眼下の町全体がピンク色に染まる。

毎年4月上旬に行われる「笛吹桃の里マラソン」は、桃の花と残雪の山並みが本当に綺麗で、私の大好きな大会だ。毎年参加していたのだが、コロナで3回連続中止になった。今年は私の体調もありエントリーしなかったが、来年は走りたいな。

 

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遺跡博物館近くの花桃。ピンクのバリエーションいろいろ。

 

ちょっと走って八ヶ岳PAでまた休憩、山を眺めよう。

 

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八ヶ岳の北側。前三ツ頭、三ツ頭、権現岳かな。

 

振り返ると南アルプス甲斐駒ヶ岳がドンと。

 

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釈迦堂から見えた甲斐駒はすっきり三角で雪も少なかったが、こちらから見るとどっしりと構えている。ゴツい。

 

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向こう側に見える白い山、北岳は昔夏に登った。深夜に家を出て早朝から登り始め、途中で眠くなって八本歯のコルあたりの岩場でトカゲになって数分眠った。北岳山荘の周りのお花畑がきれいだった。あの頃は若かったなぁ(しみじみ)

 

 

12時過ぎに高遠城址公園の臨時駐車場に着いた。お腹空いた。

名物の高遠蕎麦を食べたかったが、どこのお店に行っても行列で食べられず(行列に並ぶのキライ)。高遠饅頭を買ってとりあえずの空腹をしのぎ(^-^; 城址公園の坂を上った。

高遠の桜はソメイヨシノではなくて、高遠コヒガンザクラ。花びらがちょっと小さい。

いっぱい咲いていた。人もいっぱいいた(@_@。

平日で、外国人観光客もいなくてこんな? 高遠が桜の名所とは知っていたが、こんなに人が多いとは思わなかった。

 

なるべく人の少ない所を歩こう。

 

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進徳館、昔の藩校だそうです。

この建物で藩士の子らは儒教を学び、桜の下で弓や槍の稽古をしたのね。

 

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本丸跡から、桜と中央アルプス千畳敷カールと木曽駒ケ岳が見えた。

 

城址公園を抜け、高遠湖へ

南アルプスは大きいね。これは仙丈ケ岳

 

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湖と山を見ながら、野沢菜お焼きとコーヒーで昼食。

 

この日は伊予市のホテル泊

 

翌朝、ホテルの近く、春日城址公園を散歩した。

 

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桜の花びらが雪のように舞い落ち、空堀の地面に積もっていた。

音がとてもきれいに響く場所で、静寂の中シジュウカラの鳴き声が美しく響き渡っていた。しばし聞き入る。

 

 

チェックアウト後は、伊予市の「六道の堤」へ。

農業用溜め池が鏡のように桜を映している。

 

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夏羽のカシラダカを見た。黒いモヒカンがパンクな紳士って感じ。

 

中央アルプス連山、雲が出てきてうーん残念じゃ。

 

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今日は絶対高遠蕎麦を食べるぞ、と気合を入れて蕎麦屋に行ったが、開店10分前に駐車場が満車になっていて入れず、ご縁がなかったのねと諦めかけた。

しかし、そこから車で5分程走ったところの蕎麦屋の駐車場は空いていて、開店と同時に入れた(11時、早いお昼ごはん)。

 

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焼き味噌を入れたつゆで食べる高遠蕎麦。(いつものように、写真を撮るのを忘れていて、焼き味噌をすり鉢に入れてから気が付いて撮った。箸に味噌がついている (;^ω^))

味噌で食べる蕎麦は初めての味、レンコンのフキノトウ和えはほろ苦い春の味、小さい高遠饅頭もあり、どれも美味しくいただいた。

 

 

今回の旅は、ほぇ~と山を眺め桜を見て桃を見て、事件も起きず、体も脳も使わない平和な時間を過ごしました。

ほぇ~(*‘ω‘ *)

 

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高遠湖の畔にこの子がいた。

 

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コゲラ、小さい キツツキの仲間

お絵描きのお手本になかったので、野鳥図鑑を見て描きました。

 

チョロチョロスルスルと瞬間移動するような、重力を感じないコゲラの動きは面白い。

鳥をあまり見れない日でも、コゲラと会えれば嬉しい (#^.^#)