雨の中、鎌倉市、大船フラワーセンターに行ってきました。
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雨靴を履いてレインウエアを着て、大きな傘をさして。
レインウエアのポケットはファスナーと雨避けのフタ(?)がついていてとても機能的ね。右のポケットにスマホを、左に小型双眼鏡を入れて出発。
蕭々と降る雨、フラワーセンターはひと気がなく静かだった。
雨の恵み、木が喜んでる。
芝生の上でムクドリがクチバシで地面をつつき
イソヒヨドリは、電柱の上でじっと雨を浴びている
バラ園も人影はなし
透明な水滴を受けて、花弁も心持ち透き通って見える
賢いバラは、ちゃんと枯れるんだって
花の名前、左がオスカル・フランソワ、右がアンドレ・グランディエ
おお、ベルサイユのばら!
君は心の白薔薇か ♪
オスカルの横にアンドレが寄り添うように植えられているところが泣かせる。でも、なんでアンドレは黄色なの?
こんな感じでもいいのでは?「おまえは光、おれは影」的な。
オスカルの白バラよりも、更に白い純白のバラ見つけた。
これはとても不思議な茶色の花なのですが、写真だと普通の赤いバラですね。「ブラック・ティー」という名前らしい。
バラ園を歩き回っていたら、クラクラしてきた。バラの香りにやられた。
バラの命(エナジー)を摂って生きる『ポーの一族』にはなれないね(マンガの読みすぎ)
しょうがないさ、人間だもの。
休憩してお昼を食べよう。
ハムとチーズだけのシンプルなサンドイッチは、なんだか懐かしい味がした。
雨と木々を見ながら、フィトンチッドやらマイナスイオンやらを体中に浴びて食べるお昼ご飯は格別でした。
雨はザーザー降りに
水たまりの中をチャプチャプ歩けるのが、雨靴の醍醐味である。
チャプチャプ、ザブザブ、バシャバシャ、遊び歩く(子供)
プラタナス、和名は すずかけの木。幹を雨水が流れ落ちて地面に沁み込む。
すずかけの木、の方がしっくりくるな。だって
鈴が掛かっているんだもの。
鈴の音は雨の音に紛れて聞こえないが。
水連の花は、神秘的です
こちらはハスの葉
驚くべき撥水力!
葉は水をはじき、水は光を抱き込み、煌めく、きらめく。
雲は厚く、暗い空の一日でしたが、水の粒たちの中の小さな光をたくさん見ることができたのでした。