みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

卵を背負って走る

カラリと晴れました。絵に描いたような五月晴れ🌞

さぁ走ろうと外に出たら、庭のオダマキが咲いていた。

 

蕾がたくさん、これからどんどん咲くね。

 

花梨の実も、すくすく育っている。

 

 

秋にはまたおいしい花梨ジャムが作れるかな。

花より団子、ならぬ、花も団子も好きなんじゃよ、、強欲婆(;^ω^)

 

 

いつもの川沿いの道、陽光が眩しいが空気が乾燥しているのでそれほど暑く感じない。吹く風が心地良い。

すっかり夏羽に変わったセキレイが、羽を光らせて舞い上がる。

川の上でツバメが、飛びながら虫をフライングキャッチした。お見事、パチパチ

 

ツバメって、ランナーだよな、と思う。

スズメやセキレイは地面にいることが多く、「飛ぶの疲れるからあんまり飛びたくないんだよね」という感じで仕方なく飛んでいる感じがあるが、ツバメは飛ぶのが当たり前で、楽に飛翔している風に見える。

リチャード・バックの「カモメのジョナサン」は、食べることだけに奔走する仲間を軽蔑し、「飛ぶこと」を極めようと日々スピードトレーニングするジョナサン・リビングストンの話。ツバメはそこまでストイックではないが、飛ぶのが好きな長距離走者の感がある。走者じゃなくて飛者か。

 

テッテコ走っていたら、頭上から声が降ってきた。

「おねえさん、頑張れ!」

ねぇ、聞きました? おねえさんですってよ、おほほほほ (*^▽^*)

私のことよね、と見上げると、道の上にある公園のベンチに座っているおじいさんが、こちらを見下ろしてニコニコしている。

私もニッコリ笑って手を振ると、「ハハハ」と更に笑顔に。

バフしてたから、笑顔伝わったかな?

あ、バフしてたから顔が良く見えなくて「おねえさん」なのか。

まあいいや、嬉しい、ありがとう\(^o^)/

JOGでも応援は力になるから不思議~、と喜び、おねえさんは背筋を伸ばして足取り軽く走ったのだった。

 

今日は、私の口内炎の特効薬であるチョコラBBを買おうと、川を離れて街のドラッグストアに寄った。

無事チョコラBBをゲットし、店を出て少し走ると

 

生みたてたまご 10個100円 という看板が。

・・・買ってしまった。

ランニング中に卵を買う、こういう人を無分別というのでしょう(≧◇≦)

どうしよう、リュックに入れて走ったら高い確率で割れるよね。

家まで5キロあまり、歩くのもダルいし。

そうだ、卵をばらして
リュックの前ポケットの左右に1個ずつ、
後ろのポケットに1個、
中の内ポケットに1個、
中(ポケットの外)にパックに入れた卵を1個、
パンツの両ポケットに1個ずつ、
シャツのポケットに1個、
そして、両手に1個ずつ持って走る、っていうのはどうかな。

・・・明らかに怪しい人だ。

それに、転んだら悲惨なことになる(卵を買った時点で、転んだら惨劇)

考えた末、卵のパックをビニール袋に入れて口をしっかり結び、リュックに突っ込み、そっと振動を与えないように走ることにした。細身のリュックだから、中身はそれほど揺れないだろう。

カサカサ忍者走りで帰る。←充分怪しい人

 

でも、気が付いたことがある。

不整地を走っているときは、忍者走りも普段の走りとあまり変わらない感覚だ。

石や草につまずかないように、無意識でふんわり接地しているのかな。

アスファルト道路では、意識的にピョンピョンを抑える必要があった。

そっとそっと走っていると、どこまでも走れるような気がする(単に遅いから?)。正しい走り方ではないけど楽に走れるのだな。

 

卵は無傷で家に到着(^_^)v