みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

車内で灼熱地獄

晴天の尾瀬歩きを終えて午後2時過ぎに戸倉駐車場に戻ると、車の中は案の定蒸し風呂のような高温になっていた。

エアコンをつけ車中で着替えたが、着替えながらも汗が流れる。車内は全然冷えない。

今の車のオートエアコンは、冷たい風がガーーッと出るのではなく、気が付くと快適な温度になっているというもので、たぶんそのうち涼しくなるだろうと、駐車場を出た。

このとき、車内に表示されている外気温は34度(合っているかどうかは知らない。そしてなぜか社内温度の表示はない)。

窓を開けてしばらく走る。まだ高地なので風がやや涼しく感じるが、エアコンの吹き出し口から出る風は温風。いろいろ設定を変えてみるが変わらない。

外気温はいったん28度まで下がったが、山道を降りるとまた上がり始め、片品道の駅に着いたときは、再び34度に。車から降りると車内と外の体感温度が変わらない。中も外もジリジリの猛暑だ。

 

はて、もしやエアコン壊れてる?この時点でやっと気が付いた。思い返してみれば、昨日の朝もなんだか車の中がモヤモヤして、山道では窓を開けて走っていたのだった。

先月、車検を終えたばかりなのに。点検で具合が悪くなったというパターンか?

デイーラーめ!!

まだ点検ミスと決まったわけではないけど・・・。

 

折しも異常な猛暑と言われる関東地方、しかも内陸部。無事に帰れるのだろうか、不安がよぎる。

片品道の駅で冷たいモノを飲み食いして体を冷やし、冷たいペットボトルを抱えて車に乗り込んだ。家まで最短で2時間半くらい、渋滞しなければだが。とりあえず進もう。頑張れ車、頑張れ運転手(夫)。

もしかして突然なおってくれるかもしれないと希望を捨てず、エアコンは「強」にし、温度設定を25度にしたり22度にしたり、いじってみるが、走っているうちに温風は熱風に変わってきた。

沼田で関越自動車道に乗り、前橋通過時に外気温38度、高崎に入ると39度に上がった。

 

危険!ピーーッ

 

群馬県の方々、ほんとに夏は大変ですね。お見舞い申し上げますわ。

そんな群馬を抜けて埼玉県に入り、上里サービスエリアで車から降りた時、涼しく感じた。えーと、例えるなら熱気でモワモワのお風呂場を出て脱衣場に入ったとき味わう涼しさという感じ。車内はどれだけ高温になっているのか。高速道路であるにもかかわらず、窓を少し開けて走ることにした。

 

私の顔はずっと

こんなだったと思う。

やがて放心状態になる(゜.゜)

 

鶴ヶ島から圏央道に入るとトンネルが続く。普段は「トンネルばかりでつまらない」と文句を言っている道だが、この日はトンネル内の若干の涼しさが有難い。

 

渋滞にあわなかったのは不幸中の幸い。熱中症にもならず、夕方、何とか生きて家に帰ることができた。ご苦労様でした、車と運転手殿。

家は閉めきっていて、中は相当暑いだろうと覚悟していたが、入ってみると、あれれ?案外暑くない。

 

夜、二階の部屋で洗濯物を干していると、外から入って来る生ぬるいはずの風が妙に涼しく感じる。

これは、かなり乱暴な暑熱順化か?それとも暑さを感じる神経がおかしくなっているのだろうか。

◎◎◎◎◎

車は、エアコンガスが抜けていたということで、とりあえず応急処置でガスを補充してもらい、後日部品交換することになりましたとさ。

車検時のミスはなかったとディーラーは言っていたらしい。まあそう言うでしょうよ(やさぐれる

△△△△△

私の暑熱順化はさているのか?

今朝、朝ランしていて、曇っていたからかあまり暑いと感じなかった。しかし、家に帰って着替えると思った以上に大量の汗をかいていることに気が付く。これってやっぱり暑熱順化なのかな。車中灼熱暑熱順化、もう体験したくない(>_<)