雪の中、線路を一人で歩いていた
単線の道、両側は雪の壁
枕木と積もる雪に足をとられながら歩いていると
どこからか、カンカンカンと音が聞こえる
踏切の音、どこにあるか分からないが、列車が来るらしい
少し焦って、避ける場所を探しながら足を急がせると
一本の、民家に繋がる道が現れた
この辺の人は、線路を歩いて駅に行くのだな、とぼんやり考える
村は雪に埋もれている
民家に行く道に避けるとすぐに
横を、轟音を上げながら列車が通り過ぎた
風に飛ばされた雪片が降って来る
寒い
・・・というところで目が覚めた。
いつも通り26℃に設定したエアコンの風が寒い
タオルケットは足元に丸まっている
エアコンを消して、タオルケットを掛けなおして、もう一度寝た。
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急に涼しくなり、朝、走りやすくなりました。
風も、南風から北風に変わり、涼やかで心地良いヽ(^。^)ノ
8月も終わる。晩夏かなぁ
松任谷由実の「晩夏(ひとりの季節)」が、脳内を流れる。
ゆく夏に名残る暑さは
夕焼けを吸って燃え立つ葉鶏頭
秋風の心細さはコスモス藍色は群青に薄暮は紫に
ふるさとは深いじしまに輝きだす
これは夕方の歌だけどね。
ユーミンの歌詞は、情景がありありと眼に浮かぶ。
川岸の柵にツルを巻き付け、朱色の小さい朝顔のような花が咲いていた
マルバルコウ(丸葉縷紅)というらしい。
昔、小学生のとき、仲の良い友だちがこの花の種を譲ってくれた。家の裏に撒いたら芽を出してスクスク育ち、可愛い花をいっぱい咲かせ、嬉しかったのを覚えている。
この花を見るたび、種をくれた友だちを思い出していたが、花の名前はずっと知らなかった。(小さいアサガオと呼んでいた)
現在、彼女とはメールでのやりとりはあるものの、随分長い間会っていない。今年の秋には新潟に会いに行きたいと思っている。いつでも会えると思っていると、いつまで経っても会えなかったりするものだから。
なんて、もうすぐ秋じゃないの。旅行計画立てなきゃ、と考えながらテコテコ走っていると、草の中から「チャッチャッチャ」とセッカの声が、とても優しく聞こえた。
尾瀬では、鳥の名前が分からなくて寂しく思ったが、名前を知っていようと知らなかろうと、鳥たちの存在はいつも私の気持ちを穏やかに、楽しくしてくれる。
(といいつつ、尾瀬で見た鳥の名をしつこく調べ、オオルリの幼鳥ではないかという結論に落ち着いたのだった。)
晩夏から秋へ、好きな季節が始まる(#^.^#)