火曜日に新潟の友だち、キドからメールが来た。
「14日に、ふたご座流星群が極大になる。昨年たまたま いっぱい流れ星を見たので今年も楽しみにしていたのだけれど、その日 新潟は雪と風で大荒れになる模様。関東は晴れるだろうから私の分まで見てほしい。」
という内容だった。
よしきた、まかせときヽ(^o^)丿
というわけで、昨夜 流星群を見に外に出た。
極大は10時ということだが、9時49分に月が上るので、空が明るくなる前に見ようと9時半に家を出、ちょっと歩いて周囲が開けた畑の中の道で待機した。
空は晴れて、冬の星座が広がっている。オリオン座の左側、東の空に ふたご座のカストルとポルックスが仲良く並んでいる。牡牛座の近くに火星、南西の空には木星の姿が見える。豪華だね (*^-^*)
まもなく、オリオン座の下を、明るく白い軌跡を描いて流星が飛んだ。
2分後くらいに、今度はオリオンの右足の近くを短く細い筋が流れた。
流れ星はオリオンの肩をかすめ、三つ星のベルトあたりを貫き、、なんだかオリオン君は随分と攻撃されているように見える。
ふたご座とオリオン座に注目していると、目の端に光が現れ、あっ、と思ってそちらを見ても消えた後だったりする。
流星群を見るコツは、野鳥を見るときと同じだな。空全体をぼんやりと焦点を合わさずに視線をさまよわせ、何かが動いたらすぐにピントを合わせるようにする。
流れ星は空のあちこちに現れた。
流れ星を探しながら遠い遠い星たちを見上げていると、気持ちも遥か遠くまで飛んでいけるような。
家の近くにいながら旅をしているような気分になった。
30分くらい空を見続け、大小10個程の流星を見た。多いのか少ないのかわからないが、空があまり暗くないこの辺りとしては、まあまあかな。
そろそろ帰るかと道を引き返そうとした時
空の半分を横切るような(そう感じた)白い光の線が走った、と思ったら最後にボッと青く燃え上がり消えた。あれは火球と言えるのでは?眩しい程に青かった。綺麗だった。ドキドキした。
帰って、キドに「見たよ~」と細かい様子をメールで報告し、任務完了(*^-^*)
任務は完了したが、キドも流星群を見たかっだろうな。この季節、新潟で星空が見られる確率はかなり低いが、来年は晴れることを願おう。
一夜明け、今朝は雲が多かった。
いつだって頭上には星があるんだなぁ と思い、空を見上げた。