みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

再びの新潟②

さっくり書くって言ったのに、またダラダラと長くなりそう(;^_^A

そもそも最初から4部作にしようとするあたりが既にさっくりじゃない。

あっさりと できるだけ簡潔に、でも書きたいことは書きたいと、、

努力する所存でございます。

 

2日目

ほくほく線日本海

今回の旅の目的の一つは「日本海翡翠を拾う」\(^o^)/

翡翠・・・「かわせみ」と入力して変換すると「翡翠」と出る

野鳥のカワセミ日本海に落ちてないので、拾うのは「ひすい」ね。宝石です。

宝石ですってよ~ きゃ~素敵♡

海辺に翡翠が落ちているなんてオドロキです。なぜ海辺に翡翠があるかというと、

糸魚川の山中にある翡翠の原石が砕けて川を流れて海に出、海岸に打ち上げられるらしい(相変わらず雑な説明)

翡翠ハンターという方々もおられるらしいが、、、

海岸をぶらぶら散歩していて、ふと目に着いた綺麗な石を拾ってみると翡翠だった、なんて、まるで物語のようじゃない? (#^.^#)んふふ ♪ 楽しみ

 

ほくほく線直江津に行き、「えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン」という謎の第三セクター鉄道に乗り継いで親不知へ、そこの海岸で翡翠を拾うんだって~。

行きましょう、宝石を見つけに。

そして日本海の蟹を食べに♫

 

でもその前に、

そっち(日本海)方面に行くなら、ついでに直江津近くの春日山に行ってみたい、と申し出た私。

なぜかというと、秋に「越後謙信きき酒マラソン」というトレイルラン(?)の大会があって、是非今年は参加したいと思っているので、下見に。

 

春日山城

トレイルラン(?)←どうして(?)をつけたのかというと

「越後謙信きき酒マラソン」は、春日山城とその周辺がコースなのだが、山は山でも山城なので舗装されている道路が多いっぽい。

 

www.jyeg-kanko.com

 

それならトレラン未経験の私でも走れるかも、と思ったのだ。

が、しかし、実際にコースの一部を歩いてみると

 

スタート直後、城下 春日神社の階段を上り

 

お隣の春日山神社の階段もコースに含まれる。

・・・階段ばっかし

 

お参りしていこう

 

上杉謙信のお墓のある林泉寺も通る。序盤は階段地獄らしい。

これだけで足が終わりそう(軟弱者)

あとは春日山城に向かって坂を上る。どんどん上る。

坂は次第に急になる。ひーっ(>_<)

 

上杉謙信はどんな人だったのだろう?

戦上手の武将、お酒の飲み過ぎで死んだ人、という認識しかないが(ヒドイ)

「義」を重んじた人、と聞いてもピンとこない。

こんど謙信の描かれた本を読んでみよう。

などと考えながら進んでいくと、山道でコムクドリに会った。ほっぺの赤い綺麗な鳥、こんなところでお会いできるなんて ♪ と浮かれてゆっくり見ていたら、

時間切れとなり本丸址に到着できず(T_T)

この後は本物のトレイルもあるみたいだし

21キロとはいえ、私、走れるだろうか?坂道を走る練習しないと無理だな。

まだ、エントリーもしてないから、ゆっくり考えよう。

とりあえず、下見してよかった。

 

二の丸址で、下界を眺めながらまりさんの作ってくれたおにぎりを食べ(まりさん、お昼を持たせてくれたの。ホント天使(*^-^*))下山。

親不知へ向かう

 

親不知

日本海に面する親不知の駅を降りたとき、雨がポツポツ降ってきた。

親不知・・・正式には親不知子不知(おやしらずこしらず)

北アルプスがそのまま海に落ちている断崖と細い砂浜で、昔は 波がザブンと打ち付ける合間を縫って道を駆け抜ける難所だった。波にさらわれる人も多かった。

親は子を、子は親を顧みることができなかったという、切ない地名。

今は地形が変わり、道路も整備されている。

 

小雨交じりの海岸を歩いた

 

昔はこの下を通ったんだよ、って。道ないんですけど

 

小石の浜。この中に翡翠があるかも。

翡翠翡翠、と探しながら歩くとどれもこれも翡翠に見えてくる。

翡翠でなくても、いろんな色の石があって見ていると楽しい。

気が付けば、

ぶらぶら歩いて偶然光った石を見つけて、、、なんて優雅ものじゃなくて真剣に、目を皿にして探し、「これかな」という石を何個か拾った。

 

この日、泊まったお宿 二見館の夕食は海の幸満載 (^^♪

 

子持ちの甘エビも、なんとかという魚も(名前忘れた)蟹も美味しくいただきました。

1泊二食付き、蟹とビールも入れて一人12,000円くらい。

ご主人がとても親切で面白い人で、居心地の良い旅館でした。

お世話になりました。

 

3日目

朝の散歩

朝、早く目が覚めてしまうお年頃の二人は、朝食前の散歩に

 

雨が上がった日本海。遠くに能登半島が見える。

 

海に流れ込む川。透明な水

 

今日も翡翠を探す

ふと見ると、海の中にザブザブ入り、おタマに柄のついたような道具を使って石を拾っている人がいた。翡翠ハンターだ。

 

わー、本物のハンター見ちゃった

 

見回せば、同じような格好の人が何人かいる。

早朝の、まだ人がいない時間に翡翠を拾うのかな。

社交人キドが翡翠ハンターの人に話しかけると、彼は翡翠を見分けるコツを教えてくれた。

①白い石を探す(翠色ではない)
②石に面がある(丸い石はダメ)
③触った感じがヌメヌメしている
④乾いたとき、石の表面に結晶(味の素のような)が光って見える

私たちが拾った石を見てもらうと

「これは狐石(翡翠に似ているけど違う。騙されやすい)」「これはチャート」etc.と、全てダメ出ししてくれた (ー_ー;)

難しいのね。でも「狐石(きつねいし)」という名前が妙に気に入ったし、キレイだからいいや。旅の記念に持って帰ろう。

小石を数個持ち帰った。

 

透明感のある石、きれいな色の石、変な模様の石、持つとしっくり手に馴染む石。

石は楽しい。

 

朝食後 宿を後にし、ひすいライン→ほくほく線と戻って

十日町の、「まつだい『農舞台』」に向かう。

 

つづく