朝はちょっと雲が多めでもあり、寒かったのですが
駐車場から会場の山北高校に向かって歩いているうちに
だんだんと晴れてきた。
湖面や木々の葉を太陽が照らし
雪衣の富士山も顔を出して
なんだか絶好のマラソン日和みたいな天気になりました。
スタート地点で後ろの方に整列していると、背中に太陽がポカポカあたって
ほわー、あったかい~ 眠くなる(緊張感なさすぎ)
で、スタート
周りの動きにあわせてゆっくり走り始めた
病み上がりならぬ怪我あがり(?)なので
景色を楽しみながらのんびり行こう
今年も、紅葉に囲まれて走ることができて嬉しい
(写真は、走る前に撮りました)
細かな起伏と蛇行の多い林道を
景色を見ながら、鳥の声を聞きながら
ときおり吹く冷たい風を心地よく受け
テコテコ走った
きれいねぇ(^^♪
マイペースで走っているつもりだけど
いつもの大会マジックで
いつのまにかスピードが出て(自分比)
でも、体力は ないので後半辛くなってきた
9キロ地点で、スタッフの人に
「あと1キロ! 急げば60分切るよ」
と言われたが、急げないよ(>_<)ヒー
自分のペースで行くしかない
会場に戻って、ゴールまでもう少し。
ゴールゲート横の時計が、59分、55、56、57と秒をきざんでいるのが見える。
急げば間に合うか?(急げないけど)
うわーーーっとダッシュ(気持ちだけかも)で駆け込んだ
3秒、間に合いませんでした(;^ω^)
でも、あんなに必死で全力疾走したことはかつてなかったので、
新鮮というか、愉快だった。
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大会中、走りながら
「こりゃ、来週のフルマラソンは無理だな」と確信を持った。
振り返れば、今年は2月にコロナに罹り
春は100キロウォークに向けて歩いてばかりいたし
夏は山のことを考えていたし
その山で骨を折るし
自分でも呆れるほど走っていない(言いわけ)
大会近くになってちょっと走っても、付け焼き刃にもなりはしない
数字はあまり気にしないようにしているけど
VO2MAXは2ポイント下がったまま上がらない
膝の痛みはもうないが
心肺機能とか、いろいろな能力が不足しているのがわかる
もともとへなちょこなんだけどさ(年のせいもあるけどさ)
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一昨日、川沿いの道をジョグしていたとき
青い空に、山の稜線がくっきりとうかび
川ではイソシギが川面に自分の姿を映しながら美しく滑空し
道端の黄色い菊は日光を浴びて眩しく咲いていた
そんな様子を見ながら走っていたら、
不思議な幸福感が沸いてきて、思った。もう充分。
もう充分です。こんな風に走れるだけで幸せ、って。
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話は戻って、今日10キロ走りながら
フルは到底無理と思った、というより解った。
そして、一昨日「もう辛いことはやめて楽しく走るだけにしよう」と思ったことを
もう一度考えてみた。
走り終わって
大会はやっぱり楽しいし、自分の実力以上の力が出てしまうのが凄く面白いというのもあり。
それから、
帰りに、20キロの部の人たちを応援しながら駐車場まで歩いたのですが
最後尾に近いところで一生懸命走っているランナーを見たら
とても感動して
自分も、もう少しやってみたいな、みたいに感じた。
フルじゃなくてもいいのかもしれないけど
できれば、遅くてもいいからまたフルマラソンを走ってみたい。
初心にかえって、またコツコツ足と心肺を作っていこう。
と還暦過ぎのおばさんは思ったのでした。
・・・ちょっと、マラソン大会highになっているのかも
支離滅裂ですみません