昨日、夫が夕陽の写真を撮りたいとうので
そんなら私も、とコンデジを持って ついていきました。
家でお昼ごはんを食べた後、電車に乗って横須賀へ
3時過ぎに浦賀駅に着き
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観音崎燈台近くの海岸から見る海は、不思議な色をしていた
紺色とエメラルドグリーンが混ざったような色
大型船が行きかう東京湾は、水が深いんだなと思わせるような深い蒼
波打ち際で きゃわきゃわ遊ぶ子供たちが可愛い
今日は子供の日だね
姉弟かな。お姉ちゃん強そう
弟くんも気合を入れて。波に立ち向かう二人
こちらは、光る海に念を送る子供(右下)
楽しげな子供たちの姿に 心なごみながら歩く
しばらく行くと
3~4人の高校生男子が、道路際に自転車を止めて休憩している横を通った。
そのうちの一人が仲間に言った言葉が耳に飛び込んできた
「おれ、『餓死するのか』くらい腹減った」
(;^ω^)
「腹減って死にそう」とかじゃなくて「餓死する」という言葉が
切実さを物語っていて、可哀そうだけど妙にツボにはまって笑ってしまった。
子供って愉快だね
観音崎を過ぎて、走水海岸をテクテク
走水(はしりみず)って涼しげでカッコいい地名よね
このあたりは湧き水が豊富で、雨が降ると水が走って川のようになるから
走水というらしい(諸説あり)
水が走る
私は歩く
東京湾に浮かぶ小舟や
通り過ぎる大船を眺め
ただ歩く
海の向うは房総半島。千葉は近い
貨物船がとぉぉぉる~ ♪
ぼーっと海を見ていると
磯の岩場で、何かがちょこちょこ動いている
鳥!二羽、いや三羽いる。
頭は白っぽく、背中は黒と茶色のまだら
お腹も白い。大きさはムクドリくらいかな
嘴は長くないからチドリの仲間か?
見たことのない鳥だ
目に焼き付けて、家に帰ってから調べたら
「キョウジョシギ」というシギでした
旅鳥だって。
京女鴫。京都の女性のような派手な外見だから、って
偏見だよね、と思いつつ
初めて見た鳥にワクワクした(*^-^*)
キョウジョシギ。あまりメジャーじゃない鳥だから、写真ACには載ってないと思ったらありました。
三毛猫みたい
鳥と別れ、またテクテク
陽が傾いてきた
風が強くなってきた
船がシルエットになっていく
走水から横須賀駅に向う国道16号線は、一部ランニングロードがあり
老若男女のランナーたちが、風に吹かれ夕日に照らされて走っていた
こんな道をジョギングしたら気持ちいいだろうな
雲も走る
そして日没
海は金色に
夕陽を見ていると
一日を終えた安堵と
寂しさと、心細さが同時にやってきて
複雑な気持ちになる
でも綺麗だし、こっち見てるし
無視するわけにいかないので挨拶する
ばいばい
カラスと一緒に帰りましょう
この後は、陽がとっぷりと暮れた道を横須賀駅まで歩きました。
トータルで20kmくらい
夜のヴェルニー公園はバラの香りがした。