みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

なんで走るの_1 素質なし編

私の体は、走るための素質に著しく欠けている

 

O脚

赤ん坊の時、両足に問題がある子だったようで

今も相当なO脚だ。

そのため、お尻やハムを使って走るということが

どうもわからないし、できない。

 

また、ちょっと頑張って走り込むと

足のどこかを故障する。

膝だったり、脛だったり、足裏だったり、股関節だったり。。。

整形外科に行っても、整体に行っても

こればっかりは、走ることを休まないと回復しない。

休むと、走力は振り出しに戻る。悲しい

 

平背

本来、人の背骨は生理的湾曲といって

緩やかなS字を描いているのだが

私の背骨は真っすぐっぽい。

整体学校に通っている時に指摘された。

 

これは、長年の座り仕事や

姿勢の悪さを無理やり直そうと背筋を伸ばしているうちに

こうなったみたい。

治そうと努力したがうまくいかない。

 

平背の人は、背骨がクッションの役割をはたさない。

なので、走ったときの着地の衝撃が

首や頭部を直接刺激し、疲れやすい。

ラソン大会の30キロ地点あたりから

頭がボーっとするのは、平背が原因の一つのように思う。

そして、O脚も関係していると思うが、転びやすい。

ラソン大会の前日に、宿泊したホテルの大浴場で転倒し

足指を打撲して、痛みで眠れず

大会当日は痛み止めを飲んで走ったことがある。切ない

 

加齢

歳をとってもフルマラソンを走っている方も多いし

ウルトラマラソンやトレイルランを楽しんでいる方々も

たくさんいらっしゃるので、年齢を言い訳にしたくはないが

・・・やっぱり年々、体は衰えていくよなぁ(しみじみ)

 

上に書いた故障も疲れやすさも、実は最大の原因は

加齢じゃないか、という気もする。

歳と共に眠りが浅くなるから、疲労も抜けにくくなる。

内臓も年老いてトイレが近くなるし、

長距離を走るとお腹が痛くなる。

フルマラソンで走っていると3回はトイレに呼ばれる。

これは、メンタルにもきつい。

 

 

あー、やだやだ

できない理由をいっぱい書いてしまった。

こういうの嫌い。もっと前向きに生きろ

いっそ走るのなんかやめてしまえ と思うよね。

私も思う

 

じゃあ、なんでこんなへなちょこが日々走っているのか

自問自答してみた

 

心身を整える

ごっしーさん というランナーの方がご自身のブログで

日々コツコツと走っていくことは、大会で記録を狙うというよりは、心身を整えるために重要なことだと私は思っています。

と、言われていて

「本当にそう!」といたく共感しました。

 

自問自答を深めると

 

本質はダメ人間

走ることで、穏やかでいられる

走ることで、愉快でいられる

走ることで、「ま、いいか」と思える

走っているうちに、理解できることがある

走ることで、何とか人として形を保ってこられた(ちょっと大げさ)

走ることに助けてもらえた

 

脳のお片付け

仕事でぐちゃぐちゃになった脳みそが

帰宅ランの途中で

「ああ、あれはこの方法でやればいいのか」

「あ、まずい、あそこ間違えてる」

と、解決策やミスが見えてくる。

そんなことが何回かありました。

 

走っているうちに脳内でお片付けがはじまり

「これはいらないから捨てる」

「これは大事だけど、今は使わないからしまっておく」

といった作業ができてくる

今、必要なもの、やるべきことが見えてくる

走ることに助けてもらえている

 

だから、日々走ることが、私には必要なのだ。

 

ふーっ、考えがまとまった。よかった~ w

文章にするってすごいね、

今まで紋々としていたことが解ってきた

(解らないで走ってたのかい?)

走ることも必要だけど

ブログを書くことも、私には必要なことになりそうです。

 

(しつこく続きます)