みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

なんで走るの_2 マラソン大会編

前回の続き

 

走ること自体が必要なのだったら

ラソン大会を走ることはないんじゃない、と思うよね

 

実際、フルマラソンの大会が近づいてくると

憂鬱になる

では、なんで大会に出るんじゃい 怒らないで

 

なんでだろう ←アホ

 

理由を考える前に、走り始めた経緯を回想してみよう

(また長くなりそう)

 

娘(現在31歳)が中学生のとき、ダイエットのためにジョギングを始め

私も、せっかくだからと(意味不明)一緒に走った。

娘は数回でやめてしまったが、私はハマってしまい

ジョギングが日課となった。

ぼんやり走るって楽しい。

 

当時、勤めていた会社にランナーの方が何名かおられ

ラソン大会の話題があがり

私もちょっと参加してみようかな、と軽い気持ちで

丹沢湖ラソン 6キロ走ってみた。

 

楽しかったし、嬉しかった。

沿道の中学生が「頑張ってくださーーい」と

応援してくれるのも嬉しいし

一緒に走った仲間と「あの坂きつかったね」などと

共感しあえたことも楽しい。

走った後の猪汁もおいしかった。

走った後入った温泉も最高だった。

 

味をしめて、その後

湘南や横浜で、10キロの大会に参加し

やがて、ハーフも走ってみたいと

故郷の新潟など、地方の大会も走った

新潟では走った後、コシヒカリ食べ放題

山梨では、参加賞として地元野菜のキャベツやダイコンなどもらい

なんてユニークなんだろう、と面白く

また、その土地土地の美しい風景に心洗われ

更に病みつきとなった。

 

初フルマラソンは5年前、53歳の時かな

会社のランナーの人に(何回か一緒に練習した)

「私、フルマラソン走れますかね」と聞いたところ

「大丈夫大丈夫、○○さん(私だ)なら走れるよ」

と、ひじょーに軽いノリで言われ

その気になったのでした。

初フルは湘南国際マラソン(家から近かったから)

最初は気持ちよく走ったが

いろんな本に書いてある通り30キロで足が止まり

そこからはほぼ歩き、自分の時計で5時間13分かかった。

 

翌年は、大井川マラソン(静岡)にエントリーし

今度こそ!と練習に励んだ。

岩本式ビルドアップと坂トレなど

本を読んでやってみたところ、、

脛痛(シンスプリント)を発症し

更に、大会一か月前に練習で転倒し、膝を打撲

追い打ちをかけるように大会当日は台風が直撃し

大井川が氾濫するのではないかと心配しながら、

三重苦を抱えて走った。

案の定、途中で足が痛くなり徒歩、とほほw

5時間30分くらいでゴール。

 

その翌年は、練習で無理はしまいと

ガチゆる走を取り入れ、会社からの帰宅ランを主に

週末は海まで走ったり、今度こそ×2で

湘南国際マラソン2回目に臨んだ

最後まで歩かず、4時間58分くらい

5時間切りという、当初の目的は果たしたが

うーん、内心もっといけると思った

 

この後も、横浜マラソン、徳島の海部川ラソン

走ったが、いずれも5時間オーバーだった。

毎月150~250キロ走って(ばらつきが多い)

4時間切れない人はそういないと思う w

こんなものね、己の実力を知った。

 

でもね、

この湘南国際マラソンで、上に書いた会社の人

「大丈夫大丈夫、○○さんなら走れるよ」

と無責任に(失礼だろ)言った人が

応援してくれたのは、とても嬉しかったのよ。

30キロ地点あたりの湘南大橋の上で

「○○さんファイト! 完走するんだよ」と。

たぶん、他のランナー仲間を応援するついでだったのだろうけど

寒風吹きすさぶ冬の湘南大橋で

遅い私が通るのを待っていてくれたと思うと

ありがたくて、頭が下がります。

 

大井川マラソンのときは

台風の中、傘をさした女性が沿道で

「こんな雨のなか来てくれてありがとう」と、

声をかけてくれた。

その言葉を聞いて泣きそうになった。

こちらこそ、雨の中、応援してくれてありがとう

だよ。

 

別の大会では

応援団の恰好をした青年が

田んぼのあぜ道で、大旗を振り回して大声で応援してくれていた

この人は、ずっと何時間も、最後の人が通るまで

重い旗を振って応援してくれるのかと、驚き感動した。

 

私設エイドで、手作りジュースをふるまってくれる人がいたり

子供たちが太鼓を叩いて応援してくれたり

お爺さま、お婆さまとハイタッチしたり

 

もちろん応援者自身も楽しんでいるのだろうが

人のために、ここまで一生懸命応援してくれる姿に心打たれる

そして、応援されるって、本当に嬉しい

 

ラソン大会は感動があふれている のだ

 

ということで、

フルマラソンは苦しいけど

あんど、遅いけど続けたい

何度トイレに行ってもいいじゃないか(そこか)

加齢とともにおいらは走るよ

 

あ、結論でた。

フルマラソンは、完走できればよい

途中、関門アウトはもったいないから

完走できる程度に練習しよう(実はこれも厳しかったりW)

 

上出来だ ♪