みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

美容院

美容院は苦手だ

 

そもそも鏡が嫌い

だから、歯みがきのときも洗面台の前には立たない

階段の一番下に座って、玄関のシーサーを見ながら歯を磨く

鏡のない美容院があればいいのに

何が悲しくて、数十分も自分の顔を見ていなければならないのか

意味が解らない

 

大型美容院は最も苦手

若いときは、女性スタッフが5~6人いる美容院に普通に通っていたが

いつからか現れはじめた、華やかな美容院、サロン

全面ガラス張りの明るい店内(外から丸見え)

おしゃれなスタイリスト、キラキラした空間

場違い感がすさまじい

髪を切ってくれればいいのよ

見苦しくならない程度に

 

カリスマ美容師(死語?)

もう、苦手というより怖い

 

 

今の家に引っ越したとき

近所の美容院に行ってみた

そこは、30代の女性が一人でやっているお店で

とても気さく、カットも上手(と思う)

話が面白く、髪をカットされながらゲラゲラ笑って

笑いすぎでお腹が痛くなる、という場所だった。

 

いい店みつけた

これで私の美容院嫌いも無事解決ライオン丸だな

と安心していたら、数年後

お店のオーナー兼美容師のその女性が

体調を崩し、店を閉めてしまった。

 

どうしよう

まったく髪型に頓着しない私は

近所の床屋(理容院)に行ってみた

そこは、うちの夫や息子も通っているお店

小さなおばさんが一人で切り盛りしている。

丁寧にカットしてくれた

が、おばさん、我が家の夫と息子のことをむやみに褒めるのだ

「物知り」「優しい」「挨拶をしっかりしてくれる」云々

いたたまれなくなり、一回で行くのをやめた。

(普段、滅多に褒められることがないので、家族といえど褒めてもらうと どうしていいかわからなくなる)

 

どうしたものか

駅の方に行けば、美容院は山ほどある

その中から小さめのお店を探して行ってみた

やはり30代かな、男性美容師の個人店

最初は、ちょっとチャラい感じがしたが

何より、テキパキと作業が早いところが気に入った

大きな手で、髪を洗ってくれるのも気持ち良い。

話してみると、二児のお父さんで

子供の話をする優しい口調は心和む。

 

でも、やっぱり鏡は嫌(しつこい)

 

ま、美容院苦手でも受け入れてくれるお店はあるものですね

 

ということで、今日は髪を切ってさっぱりしました。

という話でした。

 

吹き飛ばされたい

強風注意報が出ているが、お買い物ランに出かけた。

家の周りは、そんなに強い風は吹いていない

 

秋が深まりつつあるのかな

菊の花が良い香りを運ぶ

 

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三杯酢で食べると美味しいですね(食欲の秋)

 

富士山も、より白く

 

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相模川を渡る橋の上で、突風にあおられた。

 

どっどど どどうど どどうど どどう ってね

又三郎がやってくるのか

 

橋を渡り、北風の吹く河川敷を走る

行きは追い風、快調にトットコと

帰りは向い風、ひぃこら、全然前に進まない

往復で10km弱走った

 

そしてまた、橋の上

立ち止まり、風に吹かれる。気持ちいい

強い風が、私の中の要らないモノを飛ばしてくれればいいのに、と身を任せてみる。

いっそ、私という個体ごと吹き飛ばせ

そしたら、わーい と飛んで

キャット空中三回転し

トン、と軽やかに地面に着地するのだ

にゃんぱらりん

ああ、なんてアホなんでしょう w

 

しばし風と戯れ、家路に向かう

 

すると、いつもの寒川神社で久しぶりに会った。

あ、あの羽の白い斑紋は

ジョウビタキの女の子

 

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え、どこどこ?

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ここ。

解りにくい、手ブレおこしてるし(苦笑)

 

どっどど が運んできたのは、又三郎じゃなくて

冬鳥だったのか。

ジョビ子おかえり~ ♪
(夏はチベット、中国など大陸で繁殖するそうです)

 

ジョウビタキを振り返り振り返り歩いていると

神社の参道に入る道に置かれた看板が目に入る

 

「これより先 神域につき、犬の散歩はご遠慮下さい」

 

神域?

神の領域だから、神聖な場所だから動物は入れないってこと?

だったら、人間も入れなければいい。

犬の方が人間より神に近いように思うが、、

動物がダメなら、参道の木々でさえずっている

鳥たちはどうなの? 追い出すの?

 

単に、犬のフンを片付けない飼い主が迷惑だから立入禁止、というだけなのだろうか?

そうならば、そう言えばいいのに。

 

「犬は入るな」とか、「参道の真ん中は神様の通り道だから参拝者は端を歩け」というマナー(?)とか、なんだか不寛容に思う。

誰が決めたんだろう? 神様はもっと心が広くて、神社内に動物が住んでいようが、人が参道の真ん中をあるいていようが、そんな小さいことに気を留めないのではないか。

キレイに整えられた清潔感ある神社より、タヌキが生息しているような自然の中の社寺のほうが面白いし親近感を感じるけどなぁ。

 

などと、ひとしきり悪態をつき、神社を後にしたのでした。

(いつも無断で通り抜けさせてもらって、実は感謝しております。)

 

さて、お買い物ランで買ったのは

 

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ペットボトルホルダー、ウエストバックに付けるやつ。

これだけ買いに、平塚のららぽーとまで行ったのでした。

強風、楽しかったw

50km歩行/日常の海

先週、金曜日に50キロ歩く予定でしたが、雨のため中止(軟弱)

翌土曜日に歩いてきました。

****************

9月から長い距離を歩く練習を数回行い、自分の弱点が見えてきたので、対策できそうか、できなさそうか、はたまた新しく弱点を見つけてしまったのか、検証結果から。

 

まず、己の弱点

1 痛みに弱い

2 空腹に弱い

 

他にも、寒さに弱い、負荷に弱い、大きな音に弱い、暑さにも弱い、メンタル弱い等々、挙げればキリがないので、とりあえず2大弱点に目を向けてみよう。

・・・弱くないところ、あるの?

 

1 痛みに弱い

「痛みに弱い人は、100キロ歩こうなんて思ったらダメだよ。」と言われればそれまでだが、歩きたいのだから、小手先の対策を練るのだ。

 

1-1 シューズとソックス

最も重要なアイテム、この選択を誤ると足が痛くて歩けなくなる。

そんなにたくさんのシューズを持っているわけではないが、何足かのシューズとソックスをいろいろ組み合わせて試してみたが、、解らなくなった w

どのシューズも、歩いているうちに何となく違和感を感じる、今は大丈夫だけど長距離歩くうちに何かが起きそうな気がする、という感じ。

その中でも、比較的足先の空間に余裕があるニューバランス君を選んだ。

長時間歩くと必ず足はむくむので、膨れ上がった足が「窮屈、苦しい、痛い、ギャー、助けて!」と悲鳴をあげるようなことのないシューズ、となるとこのニューバランスが妥当、と思う。ソックスはZAMSTの五本指、頼むよ。

 

1-2 マメ対策

足のマメ、漢字で書くと「肉刺」。痛そうな字面ですよね(美味しそう?)

マメ対策は、足を湿らせない、靴下をこまめに取り換える、ということらしいが、それに加えて、これ。

 

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ボルダースポーツ

 

皮膚保護クリーム(クリームかな?泡々のやつ)

ピンポン玉大の泡を足首から先にすり込むと、お肌がサラサラのすべすべになり、マメができにくくなる、という代物だ。

自分で触ってうっとりするくらい、すべすべ足になる(変な人)

すり込んだ後、50km歩いてマメはできなかった。

 

1-3 肩の痛みとか筋肉痛

この日は、本番とほぼ同じ荷物を背負って歩いた。

ウェストポーチとリュックに荷物を分け、リュックの紐はしっかりと締めて体に密着するように背負う。時々肩を回してほぐす 等 対策したのだが、やはり40kmあたりから首肩がじわじわ痛くなった。うーん、これくらいなら我慢できるかな、いざというときは

 

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この痛み止めを塗ってみよう。

ネットで調べて購入、かなり効くらしい。

ただ、匂いが強烈なのだ。

100kmの参加者は、皆、どこかしら痛くなるだろうから、痛み止め軟膏の匂いはお互い様よね(そうか?)背に腹は替えられない、持って行こう。

 

2 空腹に弱い

私は、お腹が空くと動けなくなる、モグラ体質だ。

かといって、大量に食べると胃腸に来る、面倒。

食事とは別に、カロリーメイトエナジーバーなどをポケットに入れて、ちょこちょこ食べながら歩くのだが、そのうち食べても食べても空腹が満たされない感じになる。食欲中枢とか脳とかが変になっているのだろう。

そうなると、体が右か左に傾くのよね、どんな仕組みでそうなる?と思う。

リポビタンとかチオビタとか、栄養ドリンクを飲むと一時的に元気になる。

そういったものの力を借りて、体をごまかしながら進むしかないかな。

結局、これといった対策なし。

 

****************

 

さて土曜日、ずいぶん久しぶりに、鎌倉まで歩いた

 

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天気もよく、大島が近く見えた。風も心地よい。

皆、思い思いにマリンスポーツを楽しんだり、海岸で音楽を奏でたり、カフェでくつろいだり、少しずつ日常が戻ってきているなと、嬉しく眺めた。

もちろん、油断禁物、密にならないように気をつけることは大切ですね。

いまだ中止になるマラソン大会がある中で、100kmウォークなどという極めて体力を消耗するイベントを開催してもらえることに感謝しよう。

って、今から中止にならないよね w

 

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もうすぐ50km の夕暮れ

「この後まだ50km歩くの?しかも夜になる。相当厳しい。無理じゃない?無理でしょう」と思うのはいつものこと。

しかし、言霊は大事。無理と言えば無理になる。

「やってみなけりゃ わからない」

と言っておくか。

引っ張ってもらう

気が付けば、もう1週間以上走っていない。

まずい、走力ないのに、これ以上走らないと完全に枯渇してしまう。

サクッと走ろう、天気もいいし。

 

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富士山、雪化粧してる

 

いつもの目久尻川沿いをトコトコ走る

涼しくて気持ちいい

スズメっ子たちがだいぶ丸くなってきているなぁ

 

超鈍足の私は、いつものJOGはキロ6分半くらい

今日は、涼しいからか久しぶりに走ったためか調子よく、キロ6分少し越えるくらいで走っていた。

5キロ程行ったところで、脇の道から、黒いウィンドブレーカーの男性ランナーが合流してきた。私の前を走る。

図らずも、男性ランナーについていく形になりトットコ走る。

いいペースだ、ちょっと早い気もするが、息があがるほどではない。

快調に足が動く、ガーミンを見るとキロ5分50秒と表示されている。

人一倍鈍足の私にとって、5分50秒はかなり頑張らないと出ないスピード(遅っ)

今はフツーに走れている

ふーん、と思う

 

なるほど、これが引っ張ってもらう ということか

 

いろいろ腑に落ちた

以前は、テレビでマラソンを見て、「なんでこの人たちは自分のペースで走らないんだろう」と思っていたのだが、人の後ろにつくことがこんなにも楽だなんて。

ペーサーはペースをメイクするだけじゃなくて、選手を引っ張る役割もあったのね。

アタマでは何となく解っていたつもりかもしれないが、今日、身を以って納得したのだった。

この感覚は、走ってみないことにはわからない。

風除けとか、ペースメークの問題だけじゃない

万有引力の法則かな w

人間って不思議

 

いいなぁ、引っ張ってもらうって、楽~ 

男性ランナーはしばらく先導してくれたが、まもなく角を曲がって違う道を行ってしまった。

 

見ず知らずのランナー様、引っ張っていただきありがとうございました。

  

***************

東京エクストリームウォークまで、あと9日

昨日、参加賞のTシャツが送られてきた

 

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楽しみ半分、不安半分といったところかな

これから日を追うごとに、不安が膨らんでいくのだろう

いつも思う、どうしてこうなんだろう?

エントリーするときはウキウキ、やる気満々なのだが

大会が近づくにつれて、緊張し、不安になる

練習しても自信が持てない

 

でも、辛さも含めて楽しもうって

自分で決めたことだものね

頑張りたいって思えるのは幸せなこと

 

当日は、この赤いTシャツを着て歩こう。

再来年は還暦だし、丁度いいや

 

とりあえず、明日の練習、最後の50キロウォーク

頑張ろう

 

旭川で初雪に遭遇

せっかくなので、旅行の様子も書いてみます。

2泊3日の旅行でした。



1日目

 

空港を出ると、そこは晩秋から冬に向かっていた

「わぁ、昨日は半袖でも暑かったのに、こっちは寒いね、5℃だって。なんだか広いね視界を遮るものがないね」

さっきまで飛行機の中で、ぐったり死んだようになっていた私、外に出るなり急激に元気になって浮かれている。

 

木々が色づいている。町が暖色に染まっている。

風が強いが、暖かい色に囲まれていると暖かい気持ちになる。

 

レンタカーを借りて、美瑛に向かおう

途中、広大な景色に目を奪われ、車から降りてしばし見惚れる

大雪山旭岳も見える

 

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私の写真技術とスマホでは、北の大地の雄大さを お伝えできなくて非常に残念です。

 

美瑛、拓真館 周りの紅葉

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綺麗ですね~ 白樺の道も素敵

林の中を歩いていると・・・

これはもしや、ベニテングタケ

 

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高校時代、生物の教師に、なおたけ先生というキノコみたいな名前の先生がいて、実際キノコの研究もしている方で、このベニテングタケを食べたときの話をしてくれた。自分を人体実験にしたのね。

そう、ベニテングタケをほんの少し食べたら、目の前を

赤い雨がさーーーっと、次の瞬間

青い雨がさーーーっと

よぎっていく映像が見えたのだそうな

極彩色の幻覚

ベニテングタケは幻覚作用のある毒キノコですので、その辺で見つけても食べないようにしましょう」というオチでした。(オチじゃない)

 

林の中で小さなレストランを見つけ、お茶にすることにした

外のテーブルに赤や黄色の落ち葉が乗っていて良い感じ

お店の人が、テーブルを拭きに来てくれたが

「このままでいいですよ」と言うと、笑顔で「そうですね、むしろこのままいいですね」と、椅子に落ちた葉だけ払ってくれた。

 

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地面も錦

 

この後は、美瑛の「青い池」へ

私たちは、青い池の駐車場代500円をケチってw

2kmほど離れた道の駅に車を止めて、てくてく歩いていた

少し行くと、向こう側から青年が二人歩いてくる(大学生かな)

「こんにちは~」と話しかけてきた

青年「青い池に行くんですか?」

私「そうです」

青年「僕たちも歩いて行こうとしたんですけど、この先に『あと1キロ』って看板があったんで、戻ってきました」

1キロ? 1キロならすぐじゃない? と思ったが

私「そうですか、結構遠いですね。(教えてくれて)ありがとうございます」

と、彼らを見送った。

距離感って人によってだいぶ違うものだ、と思った。

 

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この日の青い池は、そんなに青くなかった

 

 

2日目

 

旭山動物園

園内をまわっている間、ずっとぐるぐる考えていたように思う

「この子(動物)たちは幸せなんだろうか」

「そもそも「幸せ」なんて、人間サイトの概念に過ぎないよな」

「動物は、本来の生息地で生まれ、繁殖し、死んでいくのが自然の姿」

「そこに『人と動物の共生・共存』なんて入り込む余地はない」

しかし、人と動物の共生・共存を目指している動物園としては、旭山動物園はとても良い園なのだろう。

動物にストレスのない、広々とした環境。

ホッキョクグマのような人気動物はもとより(ホッキョクグマ舎には滝もあった!)、カバも、多きなプールの中を悠々と泳ぎまわっていた。カバは水中動物なんだとあらためて認識した。そのプールの側面に窓があり、泳ぐカバの様子を見ることができる。

このような環境と、園のあちこちにある旭山動物園名物の飼育員による手書きの看板を読むと、飼育員の人たちの「動物をもっと知ってほしい、正しく知ってほしい、そして動物を好きになってほしい」という気持ちがとても伝わってくる。

 

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で、撮った写真がこれかい?w

いいでしょう? タヌキの仲睦まじい後姿

 

お昼は旭川ラーメンにしよう

動物園の食堂、窓際の席でラーメンを食べていたとき

突然、強い風が吹き、木の葉が下から上へ飛ばされていき

その直後、雪が降ってきた

雪はどんどん激しくなり、景色が白一色に変わった。

北海道の雪は細かいのね

新潟の雪は大粒でぼたぼた降るボタン雪

こちらの雪はサラサラな感じ

紅葉も美しいが、雪もまた更なり

 

雪がやんだので次に行こう

 

神居古潭(カムイコタン)

旭川石狩川の畔にある神居古潭

昔、恐ろしい神様がいて、このあたりの川を氾濫させましたとさ、という場所です(説明が雑)

 

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以前は、函館本線神居古潭駅があったのだが廃線になり、駅舎とホームが残っている。SLもあった。(写真のSLの向こう側に駅舎とホームがある)

木の葉が優しい色だね。

 

八木重吉の「素朴な琴」という詩が浮かぶ

 

素朴な琴

この明るさのなかへ
ひとつの素朴な琴をおけば
秋の美しさに耐へかね
琴はしづかに鳴りいだすだろう

 

などと、ほんのりしていたら、一天にわかにかき曇り、また雪が降ってきた、と思ったら霰(あられ)だった。ぱらぱら降りかかる、ぽんぽん跳ねる、楽しい、けど寒い。

 

 

3日目

 

最終日、

絶対に飛行機に遅れないために早めに空港に行く、が第一目標w

なので、近くを散策することにした。

 

まず、ホテルの近くの常盤公園

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昨日、一昨日と風が強かったが、今日は無風、暖かい

ホテルの近くにこんな良い公園があったのね。

ここで、アカゲラシロハラゴジュウカラに会った。

アカゲラを近くで見たのは初めて、無心で木を突いていた。

ゴジュウカラは、頭を下にして木の幹を降りていく姿が面白い。

この日見たゴジュウカラは、お腹が白い気がし、後で調べたらシロハラゴジュウカラと知る。北海道にしかいないみたい、ラッキー ♪

 

ホテルをチェックアウトし、時間があるのでもう一度美瑛の丘へ

そこで、ついに出会ってしまった

 

ハシブトガラ ちゃん

そして

シマエナガ ちゃん

 

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写真はPhoto ACより

 

ハシブトガラは、本州にいるコガラと違いがよくわからないが、北海道にいるから、たぶんハシブトガラ(これでいいのか?)

 

シマエナガ、アタマが白かったよ(当たり前)

 

プリティ♪ 愛くるしい

 

ああ、来てよかった。

今度はギンザンマシコに会いに来ようね、と大満足して帰途についたのだった。

 

旭川空港には、出発2時間前に着いたw

羽田空港で力尽きそうになった話

週末、北海道旭川に旅行に行ってきました。

羽田で飛行機に乗るまでがあまりにもドタバタだったので、反省の意も込めて書いてみようと思います。長文です(いつも?)

 

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「ねえ、10月に旭川に行かない?」夫に言われ

私「うん、いいんじゃない」と答える。

我が家の旅行は、いつもこんな風に始まる。

夫が計画し、私が連れて行ってもらう。

さながら、桃太郎とそれに従う犬のごとし(猿と雉はいないが)

 

今回も、桃太郎(夫)が飛行機、レンタカー、ホテルの手配をし、犬(私)はついていく。

楽ちんw

夫を大切にするんじゃなかったのか、って?

いいのいいの、旅行計画は彼の趣味だから。趣味を奪っちゃ可哀そうでしょ

私は同行するのが夫孝行なの(自分に都合のいい考え方)

 

夫にもらった予定表によると

今回乗る旭川行きの飛行機は、朝7時45分 羽田空港

我々は神奈川の田舎に住んでいるので、始発電車に乗っても羽田空港に到着するのが6時54分、出発の50分前である。

あまり時間に余裕がないが、出発の20分前に保安検査場(手荷物検査)を通ればよいので、まあ大丈夫でしょう(いつものことだが、これが甘い考えだと後で知る)

 

出発の日、朝4時に起きて予定通り始発電車に乗り、その後東海道線に乗り換えた。眠い

早朝の東海道線は結構混んでいる。夫はドア付近で立ったまま目を閉じている。

私、ぼんやりとドアの上の電光掲示板を見ていると、ふとその文字が変わった

 

京浜急行線、人身事故により京浜川崎駅神奈川新町駅間で上下線とも運転見合わせ」

 

なんと! 私たちが横浜で乗り換える電車ではないか

眠気が一気に吹き飛ぶ

落ち着け、私には旅行計画オタクがついているではないか

仕事で出張が多い彼は、旅慣れてもいるだろう

羽田空港行き最善の別ルートを瞬時に編み出すに違いない

幸い、乗り換えの横浜駅到着まではまだ15分ある

寝ている夫の肩をトントンと叩き、電光掲示板を指さすと

彼は眠そうな目で一読し、一言

「ああ、だめだね」

 

だめだね、じゃないでしょうw

ここで諦めて家に帰るのか?まだ旅は始まったばかり、神奈川からも出ていない。

旭川の紅葉を、旭山動物園のシロクマを、セイコーマートを、シマエナガを見たいのよ(シマエナガは北海道に行けば見れる、というものではありません)

 

というようなことを思いつつ、即座にスマホを出して調べる

羽田空港行の最短ルートは、

ルート①横浜駅で降り、9分歩いてYCAT(横浜シティエアーターミナル)に行き、リムジンバスに乗る。バスだから渋滞があるかもしれない。

ルート②このまま東海道線に乗り続け川崎で降りる。川崎駅から京浜川崎まで徒歩7分、そこからなら京急動いているから大丈夫と思う。

ルート②が無難かな、と夫に言うと、

「いや、京急はダイヤが乱れているだろうからアテにならない。バスで行こう」

却下された。

 

 

6時14分 横浜駅で電車を降りる

ここで、私の脳内ストップウォッチがスタートする

保安検査場タイムリミット(7:25)まで あと1時間11分

飛行機出発まで あと1時間31分

 

6時20分 ズンズン歩いてYCATに到着、が

バスターミナルには長蛇の列が。

ひぇーっ、100人くらいか?もっとか?

そりゃそうだよね、電車止まってるのだもんね

みんなバスで行こうとするよね うむむ

 

バスは6:30、6:40、6:50発…と10分間隔で出ているらしい

空港までの所要時間は24分

この人数では、6:30発のバスは乗れるわけがない

6:40も無理だろう

最悪でも6:50発に乗らないと間に合わない

臨時バスは、、ないらしい

ああ、だめだね

と思ったw

 

しかし、さすがわれらのリムジンバス

思った以上の収容力があるようで、長蛇の列は次々とバスに吸い込まれ、私たちは6:50発のバスに乗ることができた。

6:52発 定刻より少し遅れて発車

 

保安検査場タイムリミット(7:25)まで あと33分

飛行機出発まで あと53分

 

保安検査場には、出発20分前に入れば良いが

その前に荷物を預けなければならないから、空港には7:15には到着したい

となると、ギリギリ間に合うか?

悲しいことに、バスは渋滞にはまった。ピンチ

 

といっても、止まってしまうような渋滞ではなく数分間ノロノロ動く、

胃が痛くなってきた

7:20 空港着 急げ!

 

空港ロビーを、夫が先に立ってサッサと歩く

後ろを私が小走りで追う

ん? 違うぞ ここじゃない

私「北海道行は北ウィングから出るからここじゃないよ。ここは南ウィング」

夫「北ウィングはどうやって行くの?」 私に聞くな

JALの職員に聞こう

夫「北海道行に乗りたいのですが」

J「何時の便でしょうか」

夫「7時45分です」

J「もう、お時間がありませんのでお荷物はそのまま機内にお持ち込みください。そちらからお入りください」

と、近くの保安検査場を指さした。

大きいキャリーバック持ってるんですけど、機内に持ち込んでいいの?

JALの人がいいって言ってるからいいのよね。

 

そうこうしている間に 7時25分

 

保安検査場タイムリミット(7:25)まで あと0分

出発まで あと20分

 

さあ、保安検査場に突っ込め

通ってしまえばこっちのものだ

 

保安検査場では、事前に発行されたQRコードスマートフォンに表示し、機械にピッとかざす。

あとは手荷物の検査をすればそれでOK、楽勝

と思うが、案の定そうはいかない

 

QRコードが読み取れない

なんで なんで? 私何かした?

JALの職員「ちょっとお借りしてよろしいですか」

私からスマホを受け取り、画面を確認し自分で読み取ろうとするが赤いランプがつくばかり

J「こちらでお待ちください」

違う機械に移り何やら操作している。

J「申し訳ございません、お席の変更をさせていただいております。窓際のご予定でしたが真ん中のお席になってしまいます、ご了承ください。時間がございませんのでお急ぎください」

え?どういうこと? なぜ急に席変更? 窓際がいいぞ

と思ったが、質問している時間がない

更に

J「お手荷物の検査で何かあった場合は、次の便に乗っていただくことになるかもしれません」

というような事を、、

ここまで来て、乗れないこともあるのか

次の便が満席だったらどうするのか

聞きたいが、やはり時間がない

 

急いで荷物の検査を受ける

本来預けるはずだった荷物もあるので若干手間取ったが、何事もなく通過

 

7時35分 いろいろ手間取ったけれど保安検査場突破 

 

出発まで あと10分

ここまで来れば大丈夫、と思ったが、、、
(後で搭乗案内を読んだら、「ご搭乗口へは10分前までにおこしください」と書いてあった。この時点で搭乗口にいなければいけない時間だったのだ)

 

ドタバタは最終局面に至る

ここは南ウィング

搭乗は北ウィング35番ゲート

35 35 と急ぎ足でゲートを探すが

目の前にあるのが11番ゲート

角を右に曲がって12、13、14

また角を右折、ちょっと進んで左折

ここからが北ウィングか

戦慄した(大げさ)

目の前に伸びる長ーーーい通路

足が走り出す

15番ゲート前を通過、遠い

16番ゲート前までも結構な距離がある

35番って遥か彼方じゃないのか

走る 走る

私が走って、何とか時間前に搭乗口にたどり着けば

夫が来るまで出発を待ってもらえるかもしれない(みんなの迷惑)

 

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荷物を抱えて走り

35と書かれた搭乗口に到着

JALの職員が「遅いんだよ」という素振りは微塵も見せず、笑顔で

J「お名前いただけますか? 何名様ですか?」

私「ゼーゼー、〇〇です、2名、今、夫が来ます」

しばらくして、夫がやってきた

が、こちらには目もくれず、一目散に通り過ぎようとしていく

どこに行く気だ

「おーい、こっちよ」

声をかけても気がつかない

ダッシュで追いかけて捕まえた。

 

旭川行きJAL551便は定刻を5分ほど遅れて出発した。

私たちより少し遅く搭乗した人がいたので

遅れたのは私だちだけのせいじゃない

でも、他の人に迷惑をかけたことに違いはないね。

ほんとに、ごめんなさい

 

いろいろ、不運と判断ミスが重なったこともあるが

7時45分羽田発というのが、そもそも厳しかったのね。

時間に余裕を持った行動を。(本日の教訓)

人任せにするからだよ←私

 

それにしても、へとへとw

歩こう歩こう

ハローワーク詣でがてら藤沢まで30キロ歩いてきました。

いつもより多めに朝ごはんを食べてGO。

 

引地川沿いを歩いていると、前方から若いお母さんと3~4歳くらいの男の子が、歌いながらやってきた。

「歩こー歩こー ワタシはぁ元気ぃ~ ♪
 歩くの大好きー どんどん行こう・・・」

男の子は両手を大きく振り、時々体をくねらせて「ぎゃはは」と笑いながら元気に歩いている。

 

懐かしいなぁ、我が家の子供たちもこの歌が大好きで、歌いながら歩いていたっけ。

大人になった今は、全然歩くの大好きでなくなってしまったが。

 

小さな子供はみんな歩くの大好きなのに、長ずるにつれてどうして歩かなくなるんだろう。

めんどくさい、疲れる、あとは

街の中を歩いても何もないからツマラナイ、家をゲームしていた方がまし

といったところだろうか。確かにゲームは楽しいよね。

 

でも、街に何もないかな、と思う。

枯葉をカサカサ踏みながら歩くの楽しいけどなぁ(私だけ?)

 

今日も

仔牛が挨拶してくれたり(街じゃない?)

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おはよう モー

 

田んぼにおじさんが佇んでいると思ったら案山子(かかし)だったり

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名前は知らないが綺麗な花を見つけたり

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猫が白目で寝ていたり

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 ↑ 男の子だね w

 

結構いろんな出会いがあって面白かった。

 

何もないと思うと何もなくて

何かあると思うと何かある

のでないかな、明智くん。

 

そういえば、昨年の冬、はじめてジョウビタキを見たのも、藤沢大庭ライフタウンの街の中だった。

目の前の杭にとまっている小鳥、最初はスズメと思ったが(というか、小鳥は全部スズメかツバメに見えていた)買ったばかりの双眼鏡で見たら、ジョウビタキの雄だった。

へぇ、こんなところにいるんだ、かわいい、ふっくらしてる 💛

すっかりテンションが上がり、その後しばらく幸せな気分だった(単純)

 

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これは、うちのトイレのカレンダーのジョウビタキくん

 

下ばかり向いて歩いていると何もみつからないけど、見回せばいろいろあるんだよね。

・・・といってキョロキョロばかりしていては危ないデス(私)