みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

旭川で初雪に遭遇

せっかくなので、旅行の様子も書いてみます。

2泊3日の旅行でした。



1日目

 

空港を出ると、そこは晩秋から冬に向かっていた

「わぁ、昨日は半袖でも暑かったのに、こっちは寒いね、5℃だって。なんだか広いね視界を遮るものがないね」

さっきまで飛行機の中で、ぐったり死んだようになっていた私、外に出るなり急激に元気になって浮かれている。

 

木々が色づいている。町が暖色に染まっている。

風が強いが、暖かい色に囲まれていると暖かい気持ちになる。

 

レンタカーを借りて、美瑛に向かおう

途中、広大な景色に目を奪われ、車から降りてしばし見惚れる

大雪山旭岳も見える

 

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私の写真技術とスマホでは、北の大地の雄大さを お伝えできなくて非常に残念です。

 

美瑛、拓真館 周りの紅葉

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綺麗ですね~ 白樺の道も素敵

林の中を歩いていると・・・

これはもしや、ベニテングタケ

 

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高校時代、生物の教師に、なおたけ先生というキノコみたいな名前の先生がいて、実際キノコの研究もしている方で、このベニテングタケを食べたときの話をしてくれた。自分を人体実験にしたのね。

そう、ベニテングタケをほんの少し食べたら、目の前を

赤い雨がさーーーっと、次の瞬間

青い雨がさーーーっと

よぎっていく映像が見えたのだそうな

極彩色の幻覚

ベニテングタケは幻覚作用のある毒キノコですので、その辺で見つけても食べないようにしましょう」というオチでした。(オチじゃない)

 

林の中で小さなレストランを見つけ、お茶にすることにした

外のテーブルに赤や黄色の落ち葉が乗っていて良い感じ

お店の人が、テーブルを拭きに来てくれたが

「このままでいいですよ」と言うと、笑顔で「そうですね、むしろこのままいいですね」と、椅子に落ちた葉だけ払ってくれた。

 

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地面も錦

 

この後は、美瑛の「青い池」へ

私たちは、青い池の駐車場代500円をケチってw

2kmほど離れた道の駅に車を止めて、てくてく歩いていた

少し行くと、向こう側から青年が二人歩いてくる(大学生かな)

「こんにちは~」と話しかけてきた

青年「青い池に行くんですか?」

私「そうです」

青年「僕たちも歩いて行こうとしたんですけど、この先に『あと1キロ』って看板があったんで、戻ってきました」

1キロ? 1キロならすぐじゃない? と思ったが

私「そうですか、結構遠いですね。(教えてくれて)ありがとうございます」

と、彼らを見送った。

距離感って人によってだいぶ違うものだ、と思った。

 

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この日の青い池は、そんなに青くなかった

 

 

2日目

 

旭山動物園

園内をまわっている間、ずっとぐるぐる考えていたように思う

「この子(動物)たちは幸せなんだろうか」

「そもそも「幸せ」なんて、人間サイトの概念に過ぎないよな」

「動物は、本来の生息地で生まれ、繁殖し、死んでいくのが自然の姿」

「そこに『人と動物の共生・共存』なんて入り込む余地はない」

しかし、人と動物の共生・共存を目指している動物園としては、旭山動物園はとても良い園なのだろう。

動物にストレスのない、広々とした環境。

ホッキョクグマのような人気動物はもとより(ホッキョクグマ舎には滝もあった!)、カバも、多きなプールの中を悠々と泳ぎまわっていた。カバは水中動物なんだとあらためて認識した。そのプールの側面に窓があり、泳ぐカバの様子を見ることができる。

このような環境と、園のあちこちにある旭山動物園名物の飼育員による手書きの看板を読むと、飼育員の人たちの「動物をもっと知ってほしい、正しく知ってほしい、そして動物を好きになってほしい」という気持ちがとても伝わってくる。

 

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で、撮った写真がこれかい?w

いいでしょう? タヌキの仲睦まじい後姿

 

お昼は旭川ラーメンにしよう

動物園の食堂、窓際の席でラーメンを食べていたとき

突然、強い風が吹き、木の葉が下から上へ飛ばされていき

その直後、雪が降ってきた

雪はどんどん激しくなり、景色が白一色に変わった。

北海道の雪は細かいのね

新潟の雪は大粒でぼたぼた降るボタン雪

こちらの雪はサラサラな感じ

紅葉も美しいが、雪もまた更なり

 

雪がやんだので次に行こう

 

神居古潭(カムイコタン)

旭川石狩川の畔にある神居古潭

昔、恐ろしい神様がいて、このあたりの川を氾濫させましたとさ、という場所です(説明が雑)

 

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以前は、函館本線神居古潭駅があったのだが廃線になり、駅舎とホームが残っている。SLもあった。(写真のSLの向こう側に駅舎とホームがある)

木の葉が優しい色だね。

 

八木重吉の「素朴な琴」という詩が浮かぶ

 

素朴な琴

この明るさのなかへ
ひとつの素朴な琴をおけば
秋の美しさに耐へかね
琴はしづかに鳴りいだすだろう

 

などと、ほんのりしていたら、一天にわかにかき曇り、また雪が降ってきた、と思ったら霰(あられ)だった。ぱらぱら降りかかる、ぽんぽん跳ねる、楽しい、けど寒い。

 

 

3日目

 

最終日、

絶対に飛行機に遅れないために早めに空港に行く、が第一目標w

なので、近くを散策することにした。

 

まず、ホテルの近くの常盤公園

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昨日、一昨日と風が強かったが、今日は無風、暖かい

ホテルの近くにこんな良い公園があったのね。

ここで、アカゲラシロハラゴジュウカラに会った。

アカゲラを近くで見たのは初めて、無心で木を突いていた。

ゴジュウカラは、頭を下にして木の幹を降りていく姿が面白い。

この日見たゴジュウカラは、お腹が白い気がし、後で調べたらシロハラゴジュウカラと知る。北海道にしかいないみたい、ラッキー ♪

 

ホテルをチェックアウトし、時間があるのでもう一度美瑛の丘へ

そこで、ついに出会ってしまった

 

ハシブトガラ ちゃん

そして

シマエナガ ちゃん

 

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写真はPhoto ACより

 

ハシブトガラは、本州にいるコガラと違いがよくわからないが、北海道にいるから、たぶんハシブトガラ(これでいいのか?)

 

シマエナガ、アタマが白かったよ(当たり前)

 

プリティ♪ 愛くるしい

 

ああ、来てよかった。

今度はギンザンマシコに会いに来ようね、と大満足して帰途についたのだった。

 

旭川空港には、出発2時間前に着いたw