制限時間内に完走できました。
自分を褒めちぎろう
エライ! 頑張った! あっぱれ!
うーん、誉め言葉が浮かばない
えーと、、、そうだ、ブラボー!(長友選手ってあんなキャラでしたっけ?)
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朝9時スタート
しかし、私はEブロックなので、スタート位置は遥か前方過ぎて見えない。
皆でぞろぞろと亡者のように歩き、9時15分頃スタートラインを通過した。
さあ行こう、自分の足で
朝は寒いけど、気温が上がりそう
今日は、まっくさんとこびとくさんが応援してくれるという情報をいただいた。
ついでだとしても嬉しいし有難い。とりあえず、まっくさんの待っている茅ヶ崎と、こびとくさんが待機している江ノ島入口までは軽快に走ろう、と気合を入れた。
今回、私は「自分だけマラニック」なので、リュックの中には、干し柿、梅干し入りの小ぶりのおにぎり、あんぱん、その他おやつが入っている。
それでも、エイドステーションに寄ると、五円玉くらいの大きさの(言い過ぎ)ハニードーナッツを食べ、レーズンの袋を後で食べようとポケットに入れ、塩タブレットを口に放り込んだ。塩タブが口内炎に沁みる~(>_<)
湘南大橋を渡り茅ヶ崎市に入った。
まっくさんはどこにおられるんだろう?キョロキョロしながら走っていると
帽子にプロペラを付けたおじさんが、ものすごく低いテンションで「がんばってください」と応援していた。手元にはボードがあり「私の分も頑張って」みたいなことが書いてある。
「面白いおじさんだなぁ」と通り過ぎてから、「あ、もしかして今のまっくさんでは?」と思った。何となく、背格好とかボードの内容とか。でも、まっくさんは頭にプロペラ付けるだろうか? 気になりながらも、もう過ぎてしまった。
目の前を原始人が走っていた。髪はボサボサ獣の皮のようなものを纏い、足は裸足!これでフル走るの?強靭な足裏だ。
「ファイト、ファイト」と部活のように掛け声をかけながらふざけて走る若い男子たちや、沿道で恐竜を被って応援してくれる人たちを見て、マラソン大会が帰ってきたなあ、と嬉しくなる。
そんな様子を楽しみながら走って、こびとくさんの待っている19キロ地点に近づいた。
私のことがわかるようにサングラスを外して、鼻水を拭いて(鼻水が出て鼻の下がガビガビになっていた)こびとくさんを探したが、見つけることができなかった。
以前、会社の人が湘南マラソンの応援に来てくるという時、事前に「湘南マラソンはランナーが多くて、探してると酔うんだよね。そっちがオレを見つけて」と言われたのだった。確かにランナーが沿道の人を見つける方が容易い。
今日は おふたりを見つけられなかったけれど、「あの場所にあの人が待っている」と思うだけで励みになる、頑張ろうと思う。今回は連絡いただいてとても嬉しかったです。お二方、ありがとうございました\(^o^)/
折り返し地点を過ぎて茅ヶ崎に戻ると、柳島のエイドにバナナがあった。
バナナは大きいのが1本まるごと。
1本か、みっちゃんはバナナを半分しか食べられないのよね。
でも食べる。一本いただき、皮をむいて半分食べ、残りは手に持って走った。
そして、さっきのプロペラ頭のおじさんに遭遇した。あ、まっくさん。
慌ててバナナを食べ終え、近付いて行き「あの・・」と声を掛けると、おじさんは怪訝な顔でこちらを向き「なんですか?」と。近くで見るとまっくさんじゃない!
間違えてしまった(@_@。 おじさん、まっくさんごめんなさい💦
この辺り(30キロ地点手前)から、完全にマラニックになり歩き倒した。
給水所では桃のカルピスや麦茶をいただき、私設エイドでコーラをもらい、あっちで止まり、こっちで止まり。
お腹空いたな~とリュックからおにぎりを出し、海を背景に走るランナーを見ながら頬張る。
フルマラソンで自前のおにぎりを食べるというのは、なかなか勇気のいることだが、これがたいそう美味しかった。そして体力回復。しばらくまた走ることができた。
お米の国の人だもの。
米パワースゴイですよ。
・・・なんか食べ物の話ばっかり
しかし、その後もまたシュワンと萎み、フラフラが出てきたので歩いたり走ったり。
40キロ地点で時計を見ると、頑張ればネットタイム4時間台でゴールできるかもという時間だったので、最後だけ少し頑張った。
あはは、ぎりぎり (;^ω^)
ゴール後、完走メダルを受け取り、更衣室に向かって歩きながら
ああ、この2ヶ月くらいは体も精神的にも辛かったな。完走できてよかった。と思ったらちょっと涙が出た。
たかが老人の不定愁訴だとしても(もう更年期とは言えない)、目まいで倒れたりしたら いろんな人に迷惑をかける。今後フルは出られなくなるかもしれない。
数日前の、自分だけマラニックにしてゆっくり走ろうと決め、いくらか気が楽になった。
今日の目標は、
楽しく走り、具合が悪くならず、ちゃんと電車で家に帰り、家で機嫌よく今日の様子を夫に話す。
無事、目標達成したじゃない。
よかった、よかった(^^♪
湘南国際マラソンは、回を重ねるごとにいろいろ改善され、荷物預けや更衣室の混雑もなく、スタートも以前よりはスムーズになり、ストレスなく楽しむことができました。
ボランティアの方々は笑顔で対応してくださって、とても気持ちが良かった。
コロナ対策も大変だったと思いますが、運営やボランティアの皆さんの、楽しんで欲しいという心意気が伝わってきた大会でした。
走ったのは自分の足ですが、楽しく完走できたのは これらの方々のおかげと感謝しています。
134号線沿い、湘南海岸を走る。(今日と同じコースじゃん (゜-゜))