今年はアップダウンのある道も頑張って走ろうと思い、昨日 夫を巻き込んで、お隣茅ヶ崎市の「相州小出七福神巡り」スタンプラリーランをやってみました。
七福神、全部巡って10キロ強らしいのですが、里山公園の中を通って近道したり、市民の森に寄って遠回りしたり、道を間違えたり、茅ヶ崎北部の丘陵地帯をうろちょろ うろちょろ。
迷いながら走った痕跡がうかがえる(;^ω^)
最初に行ったのは、来迎寺の恵比寿神
どこかで見たようなお顔なのは、恵比寿さんが七福神の中で唯一の日本人だからでしょうか。笑顔愛嬌、和顔愛語。笑顔のプロ。
二番目、宝蔵寺は大黒天
写真は、、、ガラスに私が写ってしまい不気味なのでボツ。
その代わりというのもなんですが、十二支とお地蔵さんのツーショット石像が、干支の数だけズラリと並んでいたので、その中のウサギを撮りました。
これ、ウサギは明らかに嫌がっていますよね。
地蔵「これウサギ、そのニンジンを渡せば極楽に連れていってあげるぞよ」
ウサギ「絶対イヤだ!こっち来るなよ」
てな会話が聞こえてきそうな。
他の動物はどんな顔してるんだろう?今度また行って写真撮って分析しよう(暇人)
三番目、白峰寺には寿老人
老人は、寒いので家の中に
案内書には「中国では『カノープス』という星が『寿星』と呼ばれ、その星が人格化したのが寿老人」とあった。
カノープスは、全天でシリウスの次に明るい星。だけど南の星なので、日本からは冬、低い空に見えるか見えないか、都会は明るいから到底見ることはできない。
ワタクシ うんと若い時、そのカノープスを見にわざわざ長野の野辺山まで行ったっけ。
南の低山の上に、少しの時間だけ現れるカノープス。
当時売られていた「燗番娘」という、紐を引っ張ると熱燗になるワンカップ酒を買って暖をとろうとしたが、氷点下の中でまったく暖かくならず、冷たいお酒をちびちび飲み震えながら ひっそりと光るカノープスを見ていた。
なんてことを唐突に思い出した。
この星を見ると長生きするそうで、なので私は200歳まで生きる予定です。
四番目、正覚院、布袋尊
メタボですねぇ(罰当たり)
夫が言うには、私がスタンプを押している時、目の見えない(と思われる)参拝者がお二人やって来て布袋さんのお腹を触っていかれたそうな。といってもこの木彫りの神様ではなく、入口にある石仏のほう。
こっちね
鎌倉の浄智寺の布袋さんも、皆に触られてお腹テカテカになっていた。
そうやって神様に触れることができるっていいな、と思いながら、私も布袋さんのポンポコなお腹をチョンと触って次へ。
五番目、妙伝寺、毘沙門天
あんまり怖くない毘沙門さん、笑ってるし。
サリーちゃんのパパみたい(不謹慎?)
このお寺でアメちゃん もらった。毘沙門さん、強面だけど優しいね。(飴をくれたのは毘沙門天じゃなくてお寺の人ですが)
オレンジ味の飴を口に放り込んで次へ
坂の途中で大きなヤギが草を食んでいた
六番目、善谷寺、福禄寿
こんなお顔のおじいさんになりたいものだ。(頑張っても一生おじいさんにはなれないけど)
福禄寿も「カノープスの化身」と案内に書いてある。あれ?寿老人じゃないの?
そもそも福禄寿と寿老人の役どころの違いも解っていない私。来年までに勉強しておきます。
と、疑問を先送りにして、ラストへ
七番目、蓮妙寺、弁財天
おじさんの神様たちの笑顔は素敵だったけど、女の神様も見たいよね。
今回の七福神は全員笑っているから、弁天さんもさぞ優しい笑顔であろう、と期待したが、蓮妙寺の弁財天は
お堂の中。扉は堅く閉ざされていた。残念。
スタンプは笑顔の弁天さんでした
めでたく結願\(^o^)/(結願っていっていいの?)
清々しい気分で、空と雲と大山と田んぼを眺める
一夜明けて
スタンプを押した紙と、指定のお店で500円以上の買い物をしたレシートを持って茅ヶ崎駅まで走り、観光協会で記念品をもらいました。(買い物をさせるところが 茅ヶ崎市め(ー_ー)という感じですが)
記念品は、小さな鈴のついたウサギの根付
元来信心深くないので、生まれて初めて七福神巡りというものをやりました。
正規のルートを行かず、なるだけ人や車の少ない道を選び、地図にない道なき道を走ったり、夫と意見が合わず別々の道を行ったり、楽しかった。
明日から仕事(明日行ってまた3連休だけど)。
ぼちぼちいきましょか。