4日目
南魚沼グルメマラソン
キドが言うところの「食いしん坊マラソン」(;^ω^)
走った後に、参加賞のお茶碗でコシヒカリ食べ放題(300円分のおかず券ももらえる)。その後は主催者の六花さんとゲストの松任谷正隆のライブという、イベント性の高い大会です。
でも、走るからには一生懸命やりたい。遅いくせに頑張りたい性質なので、これまで そこそこ練習して(やり過ぎるとすぐ壊れる。適度が大事)、禁酒もして、早寝早起き規則正しい生活を送り体調を整えてきたのですが、
予想通り、というか予定通り、新潟に入ったとたんタガが外れ、飲み食い歩き倒し。
だって~、走るの頑張りたいけど、友だちとの楽しい時間も かけがえがないんだもの、と、欲張って一兎をも得られないパターン(;^ω^)
んで、体力を使い果たし、まあ、完走できればいいわ、となった次第です。
そしてマラソン当日、、暑い!
天気予報は曇りっていってたのに、太陽がジリジリと皮膚を焦がす。
最高気温27度だって。ふぇ~(゜-゜) スタート時点で27度くらいある感じ。
キドは、「私は、会場近くの池田美術館でコーヒー飲んで新聞読んでるから、ゆっくり走っていいよ」と言ってくれた。
いつも忙しい彼女がのんびりできるのは良い事なのだが、それでも待たせ過ぎるのは申し訳ないので、2時間10分くらいでゴールできればいいかな、と思っていた。(遅っ)
会場の八色の森公園付近はキドの庭(*^▽^*)
お隣の農協のトイレを教えてくれたり(とても空いていた)、スタート時間まで静かな池の周りを一緒にプラプラ歩いたり、リラックスできた。
9時にスタート。
行ってきま~す。 あんど
いただきまーす。←グルメマラソンは「いただきます」と言ってスタートするのがお約束。
キド撮影のスタート風景。私はうんと後ろで暑がっていた
10キロまでは何とか淡々と進めた、キロ5分45秒平均くらい。
でも、それから足が前に出なくなった。
汗が顔と首をダラダラと流れるのがわかる。暑い、辛い。
沿道で、大旗を振りながら「がんばれー!」と応援してくれる男性がいた。
ああ、この人、毎回大会で応援してくれていたな、久しぶりに会えたね(*^-^*)。
少し元気が出た。
が、しばらく走ると、耳鳴りがしてきた。視界が一瞬歪む。脱水か?
給水所でポカリと水を両手に持って飲み
普段はしない被り水、水を手に受けて顔や首を冷やして正気を保つ。
田んぼの道でジジババが手を振っている。
こちらも手を振り返すと、また少し元気になる。
みんなに助けられながら走っているなぁ、と感じる。
でも、やっぱりキツい。過去最大に辛いハーフかも。
動かない足を動かし、入って来ない酸素を吸う。
溺れながら走っている感じ。
上り坂で足が止まり 歩いてしまった。
道が平になり、気力を振り絞って再び走りだすと横から声がした
「横浜マラソン走ったんですね」
えっ? 見ると、ファンタジアのミッキーマウスのコスチュームを着た男性がこちらを見て並走している。
私は横浜マラソンの参加Tシャツを着ていたので、私に話かけているのか。
「そうです。仮装、暑くて大変ですね」と答えると
「はい、でもみんな喜んでくれて応援してくれるから」と。
その人は「頑張りましょう」颯爽と走って行った
そう、頑張ってゴールしなきゃ、キドが待ってる。
ペースもフォームもへったくれもない、もがくように必死で走った。
そしてゴール
倒れそうになった割には健闘したよ私、と自分を褒める(^-^;
生きて帰れてよかった(大げさ)
そこからは現実感が薄く、雲の上にいるようなフワフワした感じの中にいた。
半分気絶してたのかもしれない。
なんて言いながら、ご飯をたくさん食べ(だって ボラの人、ご飯を大量によそってくれるんだもの)、キドがご馳走してくれた八海山猿倉山ビールを飲み(旨し!)、コロッケも貰って、やや生き返った。
米とビール(とコロッケ)で蘇生する女 (*´ω`*)
足を攣らせながら着替えた後は、浦佐駅近くの普光寺、毘沙門堂までフワフワ歩いた。
「この山門の設計図が池田美術館に展示されてたよ」というキドの話を聞き
境内の涼しい風が抜けるベンチに座って、ここでもキドが買ってくれたおやつ(バナナクレープ)を食べた。
胃袋が四次元に繋がっているようによく食べる。
愛嬌のある猫も見た
こうやって、新潟の怒涛の4日間は、あっという間に終わってしまったのでした。
いつものことながら、キドには甘えてばかり、面倒見てもらうばかり、だったね。
ほんとにほんとに感謝してるよ、ありがとう💛
まりさんも、いっぱい食べさせてもらいました、ご馳走様でした。
めっちゃ楽しかった~ \(^o^)/