みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

磐梯山登山と周辺散歩(つづき)

2日目:磐梯山登山

裏磐梯の宿で朝食をしっかり食べ、車で登山口に向かった。

8時過ぎ、八方台登山口駐車場に着いたが満車、第二駐車場もいっぱい。

あらま

しゃーない、1.3キロ戻ったところの、こがね平駐車場に車を止めて登山口まで歩いた。テクテク

 

登山口からは、緩やかな登りが続く

 

ブナの林が美しい

 

いいなぁ、ずっとこんな道だったら嬉しいな

30分くらい歩くと視界が開け、山頂が見えた

 

まだ遠いね、そして雲が出てる

 

この辺りから にわかに斜面が急になり、岩がゴロゴロしている場所も現れる。

ひいこら登って、途中少し下って(この下りが長く感じた)また登って弘法清水小屋に着いた。かなり山頂に近づいたはず。

 

まだまだじゃん

 

そこはかとなくトイレに行きたい気がしてきた

磐梯山にトイレはない

しかし、弘法清水小屋で携帯トイレを売っていて(持参はダメみたい)、使用ブースとして個室が2つある。中は割と清潔だった。

私の姉(山女)は、そこら辺の茂みで用を足せる人だが、私のような都会人(ぷっ(;^ω^))は若干抵抗があるので、このような個室があると助かる。

使用済みの携帯トイレは登山口の回収ボックス入れる、という仕組みです。

磐梯山トイレ情報でしたヽ(^o^)丿

 

ふぅ (*´ω`*)

さて、頂上に向かうか

弘法清水から更に急登になるが、それほどキツく感じなかったのは、降りてくる人に道を譲って休み休み登れたからかな。

 

40分くらい登って山頂到着(標高1,816メートル) 

 

裏磐梯側。爆裂火口

 

檜原湖と雲の影 真ん中あたりに今日泊まるホテルが白く見える

 

裏磐梯側は晴れているのだが、反対の猪苗代湖側は雲がかかって真っ白

おにぎりを食べながら雲が切れるのを待っていると

 

猪苗代湖 ちょっとだけ出て来た。田んぼがキレイだ

湖が見えたのはこの一瞬だけで、またすぐに白い世界になったのだった。

 

思い立ってヤマスタのスタンプをゲット

冬模様ですね


山を下りる途中で、昨日登れなかった安達太良山が見えた

 

真ん中のポコンとした山が、たぶん安達太良山、、だと思う

 

下りは苦手だけど(登りが得意というわけでもない)、花とか苔とかを撮りながらゆっくり歩いた。

 

エゾリンドウかな

 

ピカピカの赤い実も 緑の苔も麗しい

 

天気は微妙だったが、時折吹くひんやりとした風が心地良かった。

私にとってはキツ過ぎずユル過ぎずちょうどよい、とても楽い山歩きでした。

 

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山から下りて、檜原湖の畔のホテルでお風呂に入りながら

ぼんやり外の林を見ていると

「あっちは湖が見えますよ」と、優しい声で話しかけられた

大浴場で、お風呂の場所によって見える景色が違うので

「あっちで湖をみてごらんなさい」ということらしい

声をかけてくれたのは年配の女性で

「みずうみ」のイントネーションが「みずあめ」に近い東北言葉だった。

何だか嬉しくなって「ありがとうございます」とお礼を言って

湖側に移動し、眼前に広がる檜原湖を のびのびした気分で眺めた

 

湯上り、五色沼を散歩をしていると ルリ沼の向こうに 磐梯山が夕陽に照らされていた

 

 

あの山のに登ったんだな

宝の山がとても身近に感じられたのだった

 

 

(もう少しつづきます)