みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

一人の休日も今日で終わり?

今日は、夫の退職の日

のはずだった

 

68歳の夫は、3年前に定年を迎えたが、その後も再雇用という形でフルタイムで働いていた。

夫は三人兄弟の末っ子で、兄たちは二人とも60代で亡くなっている。

そんなこともあってか、彼はずいぶん前から「元気なうちに仕事を辞めて、後は遊んで暮らす!」と宣言してた。

 

退職予定日は2024年3月15日。

 

退職したら、自転車であちこち写真を撮りにいく とか

  〃   PCの大改造をする とか計画を立て

ヘルメットを買ったり、パソコンのパーツを揃えたり準備は着々と進んでいた。

ところが、

2月に入って、上司から「来年度も忙しいから、まだいて欲しい」と言われたと。

 

私は、「あなたの心のままに。好きなようにしてください」

と言いつつ、内心ほくそ笑む ( ̄ー ̄)ニヤリ

夫の性格から察するに、頼まれたら断れない。上司の希望を受け入れるであろう。

金曜日の「私だけの休日」はひとまず安泰だわね

 

しかし、夫の出した結論は、

「仕事は辞めない、半分にする」

つまり、週3日だけ働くんだって

火・水・木と仕事に行くらしい

金曜日は、、休みか (-_-メ)←こらっ

 

金曜休みの私の一日は、午前中に走り、帰ってシャワーを浴びて さっぱりんことした後は、ブログを書いたりプライムビデオを見たりのんびり過ごすわけで、

夫が家にいても そのスタイルを崩すことはないとは思うものの、

例えば、ジョギングから帰って、ダイニングのファンヒーターの前で(夏はエアコンの前で)服を脱いで浴室に飛び込む、とか

お昼は、レンジでチンした肉まんをかじりながらパソコンで動画を見る、とか

そういう、ちょっとした自堕落ができなくなるのが、若干残念かなぁ、と。

さようなら、楽しくも自堕落なひととき (T_T)

 

 

この雇用継続の話を、会社のランチの雑談で70歳の男性に話したところ

彼は「それがいいよ」と深くうなずいた。

「僕も、60歳で会社をいったん辞めたけど、一人でどこかに行っても、ご飯食べても全然つまらないから、また働くことにしたんだよ」と仰る。

 そういうものかな? 私は一人でも楽しいけどな

 同じ景色の中に二人でいても、それぞれ見ているところが違ったりするし (;^ω^)

「いやいや、二人で ❝きれいだね❞  ❝美味しいね❞ って思いを共有するほうが、心が豊かになる」

・・・・心が豊かになる、という言葉が不意打ちで、ちょっと絶句した。

それって「愛」なんだろうな、とも思った。

 

「今日は寒いね」とか「夕焼けが綺麗だったね」とか、どうということもない日常のやりとり、そんな日々の想いの共有が積み重なって夫婦の形ができていくのかもしれない、、なんて。

 

一人でも二人でも、心豊かでいられたら、と思う。夫も、私も。

 

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今日は、春らしい霞んだ空でした。

目久尻川沿いを走っていたら

カワセミが仲良く2羽並んで枝に止まっていた。

ヒバリが鳴き、ホオジロもさえずりはじめ

なんかもう本格的に春到来って感じがした。

目も痒いし (=_=)

 

ユキヤナギが元気に咲いてた