みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

ペンギン眉

くだらない話です

今朝、洗面所から出てきた夫が「見て見て~、こんな眉のペンギンいるよね」と、嬉しそうに自分の顔を指さした。

見ると両方の眉の端の毛が長く伸びて、ピンと跳ねている。

ああ、イワトビペンギンだね。

 

 

かつての村山首相は、長い眉毛が垂れ下がっていた。歳をとるとどうして眉毛が伸びるのだろう?髪は細く、スカスカになるのにね。

夫も爺さんになったものだ。自分の眉を立てて面白がる66歳 (;^ω^)

福禄寿の眉にも似てるな。

 

暁ラン

今朝も5時ラン。夜明け前の、魔と聖が入り混じったような暁の空気の中を走った。

夜が明けて、まだ朝焼けの残る空を、始発?の飛行機が飛んでいる。

 

ひーこーぉきぐも~♪

 

気が付けば、ツバメの姿を見なくなった。セッカの声も聞こえない。

川面を灰色の小さな鳥が滑空して、川の浅瀬に降りた。お尻を上下にフリフリ降りながら歩く姿はイソシギかな。脇に白い切れ込みがあるように見える(遠いけど)

鳥を見ながら走っていたら、何かが唇に当たった。バッタかコオロギか。危ない危ない、口に入るところだったよ。イナゴの佃煮は美味しく食べたことがあるが、ナマのコオロギはあまり好物じゃないっす(≧∀≦)

 

目久尻川岸は、一部彼岸花ロードになっている。

 

此岸(しがん)に咲く彼岸

 

少しずつ走る距離を伸ばし、毎朝(サボる日もあり)15キロ走れるようになったが、朝食前の空腹ランなので、途中でエネルギーが切れそうになる。ひもじい(;^ω^)。補給食を持って走るかな。

 

読書愛

三浦しをんの「三四郎はそれから門を出た」を読んだ。

 

 

本をこよなく愛す三浦しをんによる本の紹介と、本にまつわるエッセイ。

紹介された本はどれも魅力的で面白そうで、その本を読みたくなる。(さっそく、紹介されていた畑中恵の「ねこのばば」を図書館で借りた)。

三浦しをんは決して本を貶さない。けなすくらいなら書かない、と本人は言っているが、何よりもどんな本にも興味深々で、好奇心と深い愛を持って読んでいるのだということが、彼女の文章から伝わってくる。

 

私はどうして本を読むのだろう、という問いの答えの一つみたいな文もあった。

読書が、悩める人を救うのではない。静かに本を読み、自分を見つめた者自信が、自分を救うしかないのだ。

うーん、そうだよなぁ、と思う。

 

三浦しをんが、時には自分の好み以外の本を読もうと、電車の中で誰か見知らぬ人が読んでいる本を盗み見(;^ω^)し、買って読んでみたらすこぶる面白かった、ということが書かれていた。(山崎豊子白い巨塔」、全巻揃えたそうです。)

それは良い方法かもと思ったが、今の時代、電車内でスマホを見ている人は山程いれど、本を読んでいる人は少ないのではないか。

そういえば、先日、電車内で座って本を読んでいてふと目をあげると、入口付近で立ちながら文庫本を読んでいる女性がいた。あら、珍しいこと、と思ってよく見ると、うちの娘だった、ということがあった。

たまたま同じ電車に乗りあわせた、アナログな母娘(≧◇≦)