みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

見つめていたい

どうしてこんなに好きになってしまったのだろう

どうしてこんなにも私の視線をくぎ付けにするのか

視線と共に気持ちも持っていかれ

時間が止まる

あなたに出会うと心が躍り

世界が1トーン明るく見える

 

でも、私にはしなければならないことがある

今は時間を止めていられないのだ

真っ直ぐ前を見て進んでいかなければ

しかし、あなたはその無心なうつくしさと

抗いがたい神々しさ

時に耳をくすぐる優しい声で

私を魅了する

止まりたくない 止まって見つめたい

揺れる心

 

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鳥の話です(#^.^#)

 

来月にはフルマラソンを控えているというのに、私は気が向いた日にダラダラと中途半端な距離を走っているだけでマラソンに向けた練習をしていないな。

目標は制限時間内完走なので、そうそう無理することはないのだが、ただでさえ日々衰えていく体力をキープすらできていない気がする、このままでは完走も危ういかも。と、急に焦ってジョグの距離を少しずつ伸ばすことにした。

 

土曜日は25キロ、ゆっくりでも止まらずに走る、と心に決め、目久尻川沿い→海老名→相模川河川敷をノコノコ走った。

目久尻川カワセミに出会うが横目で見てスルー

キセキレイ(お腹が黄色いセキレイ)も、「また今度」とチラ見で我慢

なんだかわからない茶色い鳥、うーん気になるけど双眼鏡を持ってないから確認できないしね、とパス

林の中から飛び出してきたアオジ、この子はいつもシャイなのに時々びっくりするくらい近くに現れる。じっくり見たい。スマホで写真が撮れるくらいの距離にいる、撮りたい。でも足は止めない。パス

 

我慢して25キロ走った。安堵と少しの達成感とモヤモヤが入り混じった何とも複雑な気分が残った。

 

冬はマラソンの季節、同時に鳥たちの季節。冬鳥でないカワラヒワたちなども、何故か夏には姿が消え、寒くなるとひょっこり現れる。冬場の鳥はふくふくと膨らんでとても愛くるしい ♡

 

昨日、成人の日は夫と蟹ヶ谷公園までパトロールイカルが飛来していないか確認)&ラン(10キロ)した。

ジョウビタキの女の子にテンションを上げ「今日も可愛いよ」と挨拶し、キセキレイをじっくり見て、謎の茶色っぽいグレーっぽい鳥はタビバリらしいと確認。黄色い足の千鳥はイカルチドリかな、とあちこちで足を止めまくりながら走った。

蟹ヶ谷公園にはイカルが1羽だけいた。偵察に来ているのだろうか、チビのペンギンみたい(と思うのはたぶん私だけ)愛嬌のある姿を見せてくれた。

 

帰り道、川べりの木、すぐ近くにカシラダカが止まった。頭のてっぺんの冠羽がモヒカンのように立って風に揺れている。

北風に向かって背中を伸ばしているたたずまいは凛として、それでいて自然体で、「こうやって生きていけばいいんだよ」と教えてくれる師のようでもあり、目が離せなかった。

 

10キロ、立ち止まりが多すぎてトレーニングになっていない (^-^;

でも、ま、いいや。鳥との出会いは一期一会、走りながら鳥が見れるなんでめちゃめちゃ贅沢だ。

ラソン大会までは、真面目に走る日をちょびっと増やそう。無理はしなくても少しは努力したい。それでモヤモヤしたらまた鳥見ランをすればいい。

中途半端が自分らしいか。がんばろ