みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

目薬をさすのが下手

赤眼で眼科に通い始めて早2週間。だいぶ充血も引き、点眼薬は3種から2種に減りました。先週から感じていた不調も、軽減された・・・かな。走って心拍数が上がらないのは相変わらず、うーむ。

 

そういえば、先週、眼科医院の入口でピッと体温を測ったら、30.6℃と、あり得ない数字が出た(・□・;)

隣で見ていた受付の人は、ふっと笑って「寒いですか? ま、大丈夫ですね」と。

これ、大丈夫なの?

発熱を調べるための検温だから高くなければOKなのね

私の体、心拍も体温も上げてくれなくなったのか? 横着にも程がある。ちゃんと働いてよねカラダ。などと嘆いてみたが、単に測定器が大丈夫じゃないだけな気もする (;^ω^)

 

さて、目薬を減らしてくれたのは有難いが、私、自慢じゃないがいつまでたっても上手に点眼できない。薬が目に落ちない。目を瞑ってしまったり、薬液がまつ毛に乗ったり、目の縁の外に落ちたり、なんで?

以前、同僚が「電車の中で立ったまま片手で目薬をさしている女の人がいた。かっこよかった」と話していた。それは恰好いいね、どうやってさしてたの?と聞くと

「こうやって仁王立ちでちょっとだけ上向いて、親指と中指で目薬持って、薬指で下まぶたをアカンベーして・・」と説明してくれたことを思い出す。

なるほど、そうやって片手でやった方が目薬の位置が固定されて、さしやすいかも、と感心してやってみたが、どうもうまくいかない。もっと修練を積もう。

 

 

歌人穂村弘の短歌を想う

 

目薬をこわがる妹のためにプラネタリウムに放て鳥たち

 

目薬、怖いよね、目の中に何か入れるというのが怖い

コンタクトレンズなんて信じられない

薬が目に落ちてくる瞬間を考えると、ギュッとまぶたを閉じてしまう

妹の気持ちはよく解る

妹を連れてプラネタリウムに行こう

プラネタリウムに鳥を放とう

外ではダメ 太陽の光が眩しいと妹は目をつむってしまうし

鳥はどこかに飛んでいってしまう

プラネタリウムの空の銀河と

無数の星の中を飛ぶ鳥たちに

妹は、「わぁ」と目をみはるだろう

大きく目をあけて 遠くを見ていれば

目薬はそんなに怖くないよ

 

例によって私の勝手な解釈です。作者の本意を大きく外している可能性大(;^ω^)

こんなお兄ちゃんがいるといいなぁ。