外では自然の音を聞きたい派なので、音楽やラジオを聴きながら走ることはない。
が、今日は図らずもピアノ曲と共に走った。ショパンの「木枯らし」と。
と言っても、耳で聞いていたわけではなく、頭の中を流れていたのだが。
昨夜、寝る前に聞いた「木枯らし」が、今日、北風に向かって走っているうちに、脳内で自動再生したらしい。
ピアノが駆ける、木枯らしが走る
肌を刺す冷たい風
吹きすさび、吹き抜ける
枯葉を舞い上げ、巻き込み、彼方へ飛ばす
ヒュルルルルル…と高音は飛ぶように速く
ゴーッの低音は木を揺らす
私は飛び跳ね、転がるように走る
木枯らしと駆ける(妄想)
ひゃー 楽し \(^o^)/
ピー、ツツピー
鳥のさえずりで我に返った
シジュウカラがさえずってる。春が近い。木枯らしと遊ぶ季節はもう終わりなのか。(木枯らしは、晩秋から冬至の間に吹く風なので、とっくに終わっているようです)
今日も寒いし、大山には雪が降ったし、冬はまだ続くと思っていたが、春は徐々にやって来ているのね。
言われてみれば、春めいてきている気もする (;^ω^)
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それにしても凄いな「木枯らし」、の作曲者 と 演奏者。
この短い練習曲を聴いて、木枯らしの風の速さを感じる。木々が揺れ、枯葉が舞いがる様子まで見えるようだ。リアルだけれど軽やかで気持いい。
自然の風景や現象を音楽に昇華している、のではなく、もともと美しい自然を音楽に置き換えたらこうなるのかな。いずれにしても、音楽は素敵 (#^.^#)
うまく言えないが、楽しかった。音楽だから言葉にできなくていいのか (^^
耳を傾けるだけで充分感じる。
毎日、良いことばかりじゃないけれど
楽しいことを見つけて、少しでも機嫌良く、日々の生活を慈しんでいけたらいいな
なんて思いました。