図書館で俳句募集をしていて、今月のお題は「薄暑」とあった。
薄暑って何? 調べてみたら、
「寒さはすっかりなくなり過ごしやすい季節、ちょっと動くと汗ばむこともあるかな」
という、五月中旬の爽やかな季節を現した言葉でした。
日本語の、なんときめ細やかなことよ。「薫風」も今頃の季語ですね。
昨日は藤沢で用事を済ませた後、帰りは走ることにした。(15キロ、行きは電車)
薄暑だから、今年初めての半袖で。腕に柔らかくあたる風が心地良い (^^♪
風薫る引地川公園
モミジの花、ではなくて種。「プロペラ翼果」というのですって。クルクル回りながら飛んでいく。植物の生存戦略ですね。
桜並木の木陰は涼し。
木漏れ日をヒョイヒョイ踏みながら走る。
近くでガビチョウが鳴いている
「画眉鳥」と書く。白い眉があるから らしい。眉か?
昨年、山梨で初めてガビチョウに会い、鳴き声の美しさと豊かな声量に驚いた。やや低音でいろいろなバリエーションで鳴く。
この鳥、野鳥図鑑に載っていないのだ。なんで? 外来種だから。
鳴き声が美しいので、中国から日本にペットとして持ち込まれたのだが、声量がありすぎてうるさいと捨てられ、野生化した。騒音と、生態系を乱す可能性があるので特定外来種に指定された。
騒音?綺麗な声なのになぁ、と思う。確かに声は大きいけど騒音扱いはどうよ。
というか、日本に持ち込むときにガビチョウの声の大きさはわかっていたでしょうに。
人間が勝手に連れてきて害鳥にされて、ガビチョウも良い迷惑だよ。
野鳥愛好家の中では嫌われ者みたいだけど、私は好きよ、ガビちゃん。
なんてことを考えながら走っていたが、、なんだか 暑い
天気予報では夏日になるって言ってたっけ、早く帰ろう、トットコトットコ
湘南大庭に上る坂は日陰もなく、太陽が半袖の腕にジリジリあたる。ひえ~
薄暑なのに、どうしてこんなに暑いの?
それは、あなたが走っているからと、吹き来る風が私に云ふ (;^ω^)
クラクラしてきたのは、元々の目まいか暑さのせいか。
秋葉台体育館で休憩
少し雲が出てきたが、やっぱり日差しが強い。
グラウンドでは、お年寄りたちがゲートボールに励んでいる。元気だな。
ポカリを飲んでちょっと復活し、また走り出した。
慶応大学の信号で止まったとき、道路向こうの相模ハム直売所が目に入った。
ここでアイスを食べよう、アイスが呼んでいる。相模ハムはハム屋だがスイーツも売っていて、ほうじ茶のカップアイスが美味しかったという記憶がある。
アイスアイス♪、頭の中がアイスでいっぱいになり、お店に入ってアイスを探したが、、ない!ないの?アイス。売り切れ?もう入荷してないの?とにかくない。イートインもコロナで利用中止になっていたのだった。不覚じゃ(ー_ー;)
何も買わないのも申し訳ない気がして、バジルソーセージとソラマメを買って(野菜も売っている)店を出た。
ヘロヘロなのに荷物を増やしてしまった。
何とか行き倒れることなく家にたどり着いたが、午後からは頭痛と目まいでぐったりしていた。(一晩寝たら回復)
薄暑で浮かれていてはイカンということですね(;^ω^)
帰ってからアイス食べました。