みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

蜘蛛の巣/キジ/ノビタキ

天気予報では、夜から朝にかけて豪雨になると言っていたが雨は降らず(夜中に降ったかも)曇り空だったので走りに出た。今日のような比較的涼しい日は走り、夏の暑い日はサボろうという魂胆です。

 

鬼となる

朝一でこんな川沿いの道を走っていると、蜘蛛の巣をいくつも突き破る。

 

道の片側の草から反対側の草へ張られた蜘蛛の巣の中を突破し、顔や腕に蜘蛛の糸がからみつく。蜘蛛の巣は壊しても壊しても翌朝にはまた作られる、そしてまた壊す。

あたかも、賽の河原でいたいけな子供たちが「ひとつ積んでは父のため、ふたつ積んでは母のため」と一つ一つ健気に積み重ねた石を、ドドドドドとやってきた鬼が跡形もなく壊していくように。コツコツと作られた巣を、鬼(私)がドドドドと走って行って突き破る。

ゴメンよ蜘蛛、私とて悪気はないのよ。できればもっと人の通らないところに巣を張って欲しい、と勝手なことを思いながら体に絡みついた蜘蛛の巣を引きはがすのだった。・・・取れない(>_<)

 

幼鳥のち成鳥

走っていると、目の前で川岸の草地に飛び込んでいった鳥をがいた。

鳩より一回り小さい。茶色と黒のまだら模様の美しい羽が一瞬見えた。

トラツグミ?なわけないか(夏は涼しいお山にいるようです)

雷鳥?まさかね(高山の鳥。こんなところにいたら鳥類学者が飛んで来る)

何だろう、キジ柄だった。

あ、キジか。

キジの幼鳥、というか思春期くらいかな、大人でもなく子供でもない中鳥。

 

初夏の頃は、幼鳥を見るのがランの楽しみでもあった。

その子たちもすっかり大きくなった。カルガモのチビたちはあんなにヒヨヒヨしていたのに、今は親鳥と同じフォルムになったし、セキレイはどれが親でどれが子供か、もうわからない。

おやまあ、しばらく見ないうちに大きくなって、子どもが育つのは早いものねぇ、と感慨に耽るオバサンでした(;^ω^)。

 

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ノビタキ

家に帰って、7月のカレンダーのノビタキがあまりにも可愛いので、写真をスケッチしてみた。

 

かわいいでしょ(#^.^#)

 

この写真、どこかの高原でニッコウキスゲにとまっているノビタキかな、と思ったが(絵が下手だけど、バナナみたいなのは花です)撮影地は北海道豊富町、花はエゾカンゾウ、北海道のノビタキは平地で見られると。へぇ、じゃあ、家の近くを走っているとノビタキに会えたりするんだ、いいなヽ(^o^)丿

ノビタキは人懐っこくて近づいても逃げないから(ヒタキの仲間はだいたい皆フレンドリー)、私のようなドンくさい人間でも観察できるところが好き(;^ω^)。オスも可愛いけどメスがこれまたプリティーなのよねぇ。

ノビタキ~♪ ノビタキが呼んでいる~(呼んでない)

鳥を見たい病、いや、鳥を見に涼しい高原に行きたい病、です。