みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

晩秋のラン

昨日の出来事です。

いや、出来事という程 何も起きていないですが。

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曇天の相模川沿いを上流に向かってトテトテ走っていた

北風が強いので、土手の下の桜並木を風除けにして

朝は少し日差しもあったが、今は灰色の雲が重なっている

桜の木はほとんど葉を落とし、あまり風除けにならないかな

寒くはないけれど、何となく腕をさする

 

ヒヨドリが木の上でヒーヨ、ヒーヨ騒いでいる

そんなに大声で鳴かなくても大丈夫だよ

紫と薄紫のコスモスの花は少しずつ数を減らしているが、さやかな彩を添えている

深まる秋

足元に転がるドングリを踏まないようにホイホイと進む

「小さな手のひらにひとつ
  古ぼけた木の実にぎりしめ」

っていう歌があったな。「小さな木の実」

パパと僕と二人で木の実を拾ったね、という内容の、幸せだけど哀しい雰囲気の歌だ。

 

こーとしー また秋がくーるとー♪ 脳内で歌いながら走る。

 

相模大堰の人口島の下流

白いサギが十数羽、身を寄せ合うでもなく、それぞれ違う方向を向いて佇んでいる。

白い羽が震えて見える

 

夏の終わりが寂しいように

秋の終わりも何だか寂しい

どうしてだろう?

 

気持ちが暖かくなるようなものが見たい

そうだ、海老名運動公園イチョウは黄色くなっているだろうか

見に行こう

 

イチョウは綺麗だけど

運動公園に入って驚いた

家族連れ、カップル、高校生、老若男女

人、人、人、人だらけ(@_@)

今日は、市民まつりの日だそうな。マスクしなきゃ。

人込みが苦手なので、陸上競技場の周囲をグルリと周ったらすぐに出ようと思う。

 

通路は人が多いが、ぽっかり誰もいない所があった。即、避難。

 

私好みの落ち葉の広場

 

優しい色合い

少しほっとして運動公園を出、また相模川沿いを戻る

 

河川敷の広場では、小学生がラグビーの練習をしていた

走ったり転がったり、真剣で可愛い

可愛いけど、何か寂しい こりゃ重症だ

 

冬にも楽しいことはたくさんあると解っているが

秋が行ってしまう、このカラカラとした寂しさを味わうのもまたよし、かな。

 

夜には花火の音が聞こえた。