妙に気温が高い、ぬるい朝
時々小雨のちらつく川沿いを走った
空はどんよししているが
蝋梅はたくさん花が咲いていて
灰色の景色の中、ここだけ色がついているみたい
造園屋さんの木は、不思議な形に刈り込まれていた
うさぎ? トトロ?
横を向いた怪獣にも見えません?
ほらね(何がほらね なんだか)
川沿いを走っていたら、前方に人の姿が見えた
50代くらいの男性
立ち止まってストレッチかなにか体操をしているようだ
どんどん近づいていく
男性は体操をやめ、腰のあたりから黒いカタマリを取り出した
拳銃に見える
あ、撃たれる
バン
銃は私ではなく川に向かって発砲され
4~5羽のカモが、バタバタと飛んでいった
何事につけ、起きたことを理解するのに時間のかかる私
男性とすれ違った後 走りながら
血の気が引いていく自分に気が付く
今、何が起きたの?
何を撃った?何で撃った? 考えてみた
①カモを食べる目的で撃った
→短銃だったから猟ではないと思う
②鳥を威嚇して追い払うため。撃ったのは空砲
→追い払う理由がない 害鳥でもないのに
③むしゃくしゃすることがあって、憂さ晴らしに撃った。銃はおもちゃ。
→・・・最低 (; ・`д・´) 動物に当たるな
理由のわからない攻撃
腹立たしくもあり
恐かった。
もしかして、撃ったのは養鶏場の人で、野鳥による鳥インフルエンザの感染を恐れて鳥たちを追い払っているのか、とも思った。でも、キリがないよね。
私などには計り知れない理由があったのだろうか。
なんとも不気味な出来事でした。
銃、嫌い。