大層なタイトルですが、内容はたいしたことありません (;^ω^)
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金曜日、お休み \(^o^)/
しかし、家の中がどうも落ち着かない
昨年、白アリ防止剤処理をして未だに匂いが残っている気がする我が家であるが、
追い打ちをかけるかのように、今週から外壁塗装工事が始まった。
家の周りは足場が組まれネットで覆われ、窓ガラスにはビニールが貼られ、
薄暗くて息苦しいような感じがする。
二階にいても、窓の外に人が現れたりしてギョッとしたりする。
よし、逃げるか
わーい、家出ランしよう ヽ(^o^)丿
リュックに双眼鏡と着替えとタオルを入れて、さあ旅に出よう。
行先は鳥!と温泉 ♨
相模川を渡って大山に向かって西に走る
西へ向かうよ ニンニキニキニキニン ♪
いつか大山まで走って、そのまま大山登山、っていうのをやってみたい。
できるかな?
今年に入って、左足がそこはかとなく痛い
腸脛靭帯と大腿四頭筋の間くらい(両方かも)
歩く分には全く平気なんだけど
5キロくらい走ると痛みが出はじめる
最近、あんまり走ってないのになぁ
平日走ってなくて休日にまとめて走るから足を壊すのか
筋力不足かな
とか言いながら、今日は大腿の痛みが出ると歩いたりして
トータルで15キロくらい走り
七沢の自然環境保全センターに到着
鳥たちはいるかな?
冬枯れた木々は野鳥を見るのに最適であるはず、だが
どこからか「ドーン」「ドドーン」不穏な重低音が辺りに響いている
ゴジラが歩いているような音
音に怯えてか、鳥が全然いない。出てこない。
何の音?
(後で調べたら、東富士山麓で行われている陸上自衛隊訓練の音らしい)
鳥を探して歩いたが見つけられず
長袖シャツとウィンドブレーカーという薄着の体も冷えてきたので、温泉に向かった。
元湯玉川館は、東丹沢七沢温泉の奥まった場所にある古い建物
お風呂に向かう廊下に万両がさり気なく活けられている
昔から保たれている檜風呂は、漆が剥がれたところにも趣があり
お湯はツルツルした感じの強アルカリ泉。美肌の湯ですって(*^-^*)
外の冬木立を眺めながら、のんびりと檜風呂に浸かっていると
同じ湯舟に入っていた70歳くらいの女性が
「いいお湯ですねぇ」と声をかけてきた
私「はい、お肌がスベスベになりますね」
女性「箱根あたりは賑やか過ぎるけど、ここは静かでいいわ。車ですぐに来れるし」
私「どちらからいらしたんですか?」
女性「藤沢から」
私「ああ、お隣ですね、私は寒川です」
女性「そう、車で?」
私「いえ、走って来ました」
女性「え?えええっ!!走ってぇ?!」
こちらがびっくりするくらい、びっくりしていた
女性「いいわねぇ若くて(ちょっと呆れている)」
わいわい、若いって言われたぜ(^^♪ 「若くないですよ、今年還暦です」
女性「若いわよぉ、私はもう後期高齢者で、今度の(運転)免許更新では認知症テスト受けるのよ」
75歳で、気ままに車を飛ばして一人で温泉に行くなんて、身軽でアグレッシブで、それこそ若いよなぁ、と思った。
素敵な人にお会いできました(#^.^#)
キーマカレーには謎の薬草(?)が入っていた。(聞いたけど忘れた)
外に出ると、ゴジラの足音は止んでいて静けさが戻っていた。
ならば、再度、自然環境保全センターへ
今度はしっかりダウンを着込んで暖かくして行く
入口を入って枯れ木の中を歩いていると、木の枝に一羽の鳥がとまった
ヒヨドリくらいの大きさ、お腹が白い、そしてあの迫力のある顔は、
シロハラ! 今年初お目見えね♪
シロハラくん、地面で葉っぱをひっくり返しているだけじゃなくて
木にも止まるのね(普通に止まるよ、鳥だもの)
近くで見ることができて嬉しいよ。
もう、「コワイ顔」とか言わないからね。
階段を降りた谷の湿地は静かで
耳をすますと、小川のチョロチョロ、タポタポという小さな調べが聞こえる
水の音楽
池に映った桂の木の存在感
エナガの群れがやってきて、ひとしきりわちゃわちゃと飛び回り、去っていく。
池のほとりでカワセミの背が青く光り
ヤマガラはあまり人を怖がらず、私のすぐ近くの枝で何か食べている。
鳥を見るのは嬉しく、鳥のいる場所を歩くのは何とも楽しい。
来週も家出ランかな(塗装工事は2週間以上続く予定)
どこに行こうか