みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

梅干しできた

暑い暑いと文句ばかり言ってますが

実は、梅雨明けの晴天を心待ちにしてたのです

何故かというと

梅を干せるからヽ(^o^)丿

 

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会社の食堂で

いつも同じテーブルで昼食を食べている70歳の男性が

ある日、梅干しを一つ「食べてみて」と、くれた

小粒だけど、素朴な味で美味しい

自作の梅干しだと。

 

その男性の娘さんが、小田原の梅農家に嫁いでいる関係で

初夏になると、梅の収穫を手伝いに行き

お礼に貰った梅の実で

毎年、梅干しを漬けているのだそうだ

 

いいですねぇ

私も、梅干しは大好きで、お弁当には欠かせないのですけど

梅干し作りは、過去に2回失敗しているので

自信を無くしているんですよ

と私。

 

1度目は塩辛すぎて、見ただけで胃が痛くなり

2度目は塩分を控えたところ、カビが生え

挫折 (T_T)

 

するとその人は

「ああ、大丈夫。梅干しは簡単ですよ」

と、塩分控え目梅干しのレシピを教えたくれた

 

梅干しの作り方(減塩)

①梅は洗ってヘタを取る

ジップロックなどのビニール袋の内側に焼酎を霧吹きで吹き付け

③その中に梅と、梅の重量の8%の塩を入れ(通常は15%)

④梅と同じ重さの重石を載せて、冷蔵庫で1ヶ月くらい放置

⑤梅雨が明けたら太陽に当てて干す

以上

 

ホントだ、簡単そう

焼酎は殺菌効果があるし

冷蔵庫で漬けることで、塩8%でもカビは生えないのだって

なるほど~、やってみます、師匠(勝手に師匠と呼ぶ)

師匠がいるのは有難いことだ。

失敗しそうになったら対策を聞けそうだし

 

6月を待って梅を購入し

やってみた

 

梅1キロ。ヘタのところのフタみたいポッチを、楊枝で一つずつ取るのが楽しい。

 

塩は、できればミネラルの入っている天然塩が良いということで、瀬戸の粗塩を使いました。梅が塩を弾いてうまくつかないけど、まあいいやとテキトー。

 

ビニール袋ごとボウルに入れ、フタ代わりに皿をかぶせ、重石がわりに夫のダンベルを載せた。

全て、家あるものを利用 (;^ω^)

 

 

冷蔵庫に入れて5日目くらい。梅酢がでてくる。

 

最初の1週間は、毎日ちょこちょこ見て、塩が梅の上に乗るように袋の位置を変えたりしていたが、塩が完全に解けたのを確認してからは放置。

 

そして

 

7月の海の日、梅を漬けてちょうど1ヶ月が経ち

空はピーカン\(^o^)/

よし、干そう

 

朝、ザルに並べて ベランダに干した

 

同日夕方、もう梅干しみたいに見える

 

三日干しというから、3日間干した

晴れの日が続いてくれて良かった~

 

3日目

 

会社で、師匠に写真を見せたら

「うん、いい顔だね」と。

え?私のこと?

違います、梅干しです。

わーい\(^o^)/褒められた

師匠、ありがとうございます

 

家に帰って、1粒食べてみた

まだフワッと 梅の甘い香りが残っていて

思ったより塩分が強い気もしたけど

美味しい

梅と塩と太陽のみで出来ている

My 梅干し、最高

 

できた梅干しは 何か月か経つと

塩味が抜けて、甘みが増してきて、更に美味しくなると。

食べごろは11月以降だと師匠は言う。

「でも、食べたいでしょうから、半分はちびちび食べて

半分は保存するのがいいでしょう」

ということで、タッパー二つに分けて冷蔵庫に入れました。

 

三度目の正直の梅干し作りは大成功 (^^♪

来年は2キロ漬けようかな

と、調子にのる (*^▽^*)