クリスティーナ・ペリーの「A Thousand Years」を
BTSのジミンがカバーしている曲が好きで、SNSでよく聴いていた
いい歌だなぁ
ジミンの優しい声がよく合っている
その歌声に心慰められていた
私は勇敢であろう
何ものにも屈しない
奪わない
目の前にあるものを
すべての呼吸を
私は千年の間、あなたを愛してきた
切ないけれど、強い心
ところが、
最近になって、初めてクリスティーナ・ペリーのオリジナルを聞いて、びっくりした
ジミンのカバーと似過ぎている
あ、カバーがオリジナルに酷似している、か。
声も、英語の発音も、息継ぎも、ほぼ同じ
どういうこと?
よく見ると、カバー曲の方には「Cover AI」と記されていた。
AIで生成された曲だった。
AIのことはよく知らなくて間違っているかもしれないが、クリスティーナ・ペリーの曲のボーカルの周波数を変えてジミンが歌っているように加工したのではないかと思う。(声はもともと似てる)
くぅぅぅっ だまされたぜ(-_-メ)
(AIって記載されてるんだから、ちゃんと読めよ、って話ですが)
これって、カバーした方にもされた方にも失礼じゃない?
だって、本人が歌ってないんだもの。
AIとかチャットGPTとか、世間の事情に疎い私でも、この頃よく目にする。
いろいろと問題もあるようだけれど、、、
小説でも、俳句でも、絵も、音楽も
誰(AIも含めて)が作ったものであろうと、人の心に響けば作品として価値があるんじゃない、と思っていたのだが
この曲に関して、私 なんで不快になったのかなぁ、と考えてみた。
①本人が歌ってないのに、ジミンの名前と写真を使ったこと
②AI生成をジミンだと思い込んでいた私のおマヌケさ。自分の音楽を聴く能力のなさを思い知った。
①に関しては
歌っていない歌手の名を騙るなよ、ってことですね。
AIって書いてあるけど分かりにくいし、歌手の名前と写真が使われていたら、普通本人が歌っていると思いますよね。(思わない?)
しかし、考えてみると
ジミンの声は、不思議な中毒性があるので、その魅力に魅かれる人も多いだろうから(私もだ)
「あの曲をジミンの声で聴きたい」と、AIで作ってしまう人が現れても不思議ではないし
作る人の思いも、それを聴いて喜ぶ人々の気持ちも、わからないではない
②は
これは私の自尊心の問題。いい面の皮。屈辱(大げさ)
ま、プライドとかどうでもよくて、厄介なだけだと思うので
ありのままに、自分は聴く耳持たない奴だ、と認めて
変な屈辱感はあっさり捨てる、ぽいっ。
そんなこんなで、自己分析して気持ちを整えると
AIジミンの「A Thousand Years」を、また心乱されずに聴けるようになった。
AIだと解っていても やっぱり よいなぁ、と。
たぶん、耳の肥えた、本物を見分ける能力のある人は
AI生成の曲なんてどうしようもなくつまらなく聞こえるのだろうな。
でも、そんな耳を持っていない私には、優しく心地良く響く
それでいいんじゃない、と思う。
私の世界は、私の認識の中でしか存在しないのだから
世間の価値観に合わせる必要はない
自分が聞いていて幸せであることが、一番重要だ。
今は、AIのこの曲が著作権の問題等で削除されないことを願うばかりです。
と、心情的には守りたいけど、どうなんだろう
A Thousand Yearsは名曲です
今回のことで、クリスティーナ・ペリーも好きになりました。