水曜日の話
定時間で帰れる\(^o^)/ 帰宅ランしようか、どうしようか。
迷ったのは、この日の服装が、ウエスト緩めのズボンとライトダウンジャケットという、およそ走るに適しないものだったから。だって、早く帰れると思ってなかったのだもの。
しかし、まっくさんはスーツと革靴で走っているらしい。
恰好にこだわらないってカッコいい。私も走ろう
ライトダウンジャケットは小さく丸めてリュックに入れ、外に出た。
実はこの日、職場でうっかり失言をしてしまい、そのことをずっとモヤモヤと考えていた。けれど、外に出て空と雲を見たら、気持ちがすっと静まってきた。
再就職して一年以上経つと、被っていた猫がだんだんと剥がれてくるなぁ(剥がれるのは化けの皮か)
ま、会社って、理不尽がまかり通る歪んだ場所であるから、毒を吐きたくなることもあるさ。猫かぶりを続けるのも無理があるわな。ねぇ、猫。
「こら、反省しなさいよ」
(この茶トラは、私にお腹を見せて甘えてきたが、スマホカメラで写真を撮ったとたん「シャー!」と毛を逆立てて逃げて行った。シャッター音が嫌いだったんだね)
枝垂梅が咲き始めている
妖艶な木。どう生きたらこんな風になれるんだろう。
やっぱり外はいいな。トテトテ走っていたら
ズボンが下がってきた。ウェスト緩いから(締め付ける服が苦手。歩く分には大丈夫)
脱げる程ではないけれど、とても足の短い人に見えるんじゃない?
そして走りにくい。
風の吹く中を、ズリズリと落ちていくズボンを引き上げながら走りました。カッコ悪し (;^ω^)
お日さま、また明日ね
ズリズリしながら7キロ走った。
良い気分転換になったかな。
冬の夕方の空気にまみれて、気持ちが清々としたのでした。