みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

なんとなく白い

祝日の今日、宮ケ瀬に足を運び

下界(?)より若干涼しい林道を散歩した。朝の気温は21℃

 

夫のお古のコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)を譲り受け

どうでもいいような写真を撮りながら歩いた

 

 

先週痛めた右脚は、分散していた痛みが脛に集まり、落ち着いてきた

前脛骨筋は前科があるからなぁ

走った後は、痛みがなくても スネに触って、熱をもっているようなら冷やす

問題が起きたことで、それまでの放任主義が過保護に転じるという、ダメな親の典型のような私。

ま、いたわって悪いということはないだろう

 

最近、下を向いて考え事をしながら歩きがちだったが

今日は、キョロキョロと周りの景色を眺めながら歩く

木々は、やっぱり少し緑色が抜けて

白っぽく見える

 

風はほとんどなかったが、「白風」という言葉が浮かんだ

なるほどね

俳句の世界では、秋の色は白だと最近知って、「何故に?」と疑問だったが

「白露」にしても「白風」にしても、実際に景色を見て、わかった気がした。

確かに、なんとなく白い

今はまだ、白のはじまり という感じだけど。

 

白い光 光の中の植物は元気そう

 

下を向くのも、たまにはしょうがないけど

今はまだ背筋を伸ばせるのだから

 

まっすぐ立とう

 

いや、下を向いて足元のキノコを見つけるのもまた楽しいか

 

空の下は気持ちいい

自然の中では明るい気分になる

で、コンデジで写真を撮るのは楽しい(*^▽^*)

 

ちょっとした楽しみって、大事だよなぁ

 

この前、三浦しをん の「好きになってしまいました」を読みました。著者が「好き」な諸々を語ったエッセイ。

その本の帯に

 

「キュン」のある毎日は、おおむね幸せです。

とあった。

 

キノコやススキや景色を見て「キュン」に近い感情を持つ私は、やや変わり者かも知れないけれど

おおむね幸せだんだろうな

どちらかというと

地に足がついていないお幸せな奴。

 

それでいいや