みちべぇの道

道だとか橋だとかが好きで、走ったり歩いたり道に迷ったり

50キロウォークとダイヤモンド富士(もどき)

100キロウォークに参加できるかどうか見極めるために

とりあえず50キロ歩いてみようと、昨日実行しました。

 

朝6時から、夕方6時までの12時間で50キロ歩く、と

ざっくりとした目標を立て

1時間に5キロ、つまりキロ12分で歩けば

信号待ちや休憩を入れても達成できるはず

その結果が、

  余裕で歩けたらエントリーする

  途中で挫折したらエントリーしない

 余裕ではないけど、どうにかこうにか達成できたら、、、悩む

ということにしよう

 

行先は、宮ケ瀬湖 往復します

さあ、出発

 

朝の気温は3℃

寒いのでダウンを着て、手袋をはめ、使い捨てカイロも握って

リュックを背負って歩き始めた。

花粉症だけど、できるだけ楽に呼吸をしたいのでマスクはつけず

ヨガで習った鼻呼吸で歩く、歩く、そして歩く

 

寒いけど日差しはたっぷり振り注ぎ

道端に咲くスミレの花や、木々の新芽に春を感じながら、テクテク

 

 

 

峠道の草藪からコジュケイの家族が4~5羽、ぞろぞろと出てきて

人(私)にびっくりして、またバタバタと草の中に逃げていった

 

落着きの無さがかわいい ♪ (写真は、いつもの写真ACよりお借りしました)

 

時々ガーミンのラップを見ると

なんだか、まったく歩くのが遅く

一生懸命歩いても、キロ12分45秒とか、13分とか

体感と実際の速さが合わない

宮ケ瀬湖に着いたのは昼12時近かった

 

静かな湖面。鳥がいるんだけどなぁ、双眼鏡がないから確認できない

(鳥を観ていたら全然前に進まないだろうから持っていかなかった)

 

まずい、このままでは6時に家に帰れない。

急いでおにぎりを食べ、トイレを済ませて

復路スタート

帰りは、下りが多いので割と快調、思ったが、

鼻水が垂れてきて、ティッシュを握りしめてハナを拭きふき歩いた

 

そのうち肩が痛くなり始め、リュックを片方の肩で担いだり

首を回してみたりしたが、いったん痛くなったら簡単には治らないよね。

姿勢が悪いのかなぁ

今日は、ほとんど何も入っていない(お昼の おにぎりくらい)リュックだけれど、本番の日は雨具や防寒具やライトやあれこれを持たなくてはならないので、ここは不安要素。

 

夕方、5過ぎに相模川に戻ってきた

見ると 20人くらいの人々が川の土手にずらりと並んでる。なんだ?

皆、西側に向けてカメラを構えている

振り返ると富士山、その上に少し離れて太陽

ダイヤモンド富士

たぶん、富士山頂に太陽が沈む瞬間を写そうとしている人たちだろう

私も見たい、ダイヤモンド富士

けど、家に帰って夕飯作らなきゃ

 

テクテク歩く

途中の川には黄色い菜の花が風に揺れ

東の空には13夜くらいの月が浮かんでいた

 

家の近くでまた振り返ると、お日さまは富士山に沈もうとしてた

 

あ、これって蕪村だ

 

菜の花や

 

月は東に

 

 

日は西に (ここからだとダイヤモンド富士というにはズレ過ぎ(;^ω^))

いいなぁ 蕪村

 菜の花や月は東に日は西に

って、情景が浮かぶ以上に穏やかで温かい

ちょっと切なくもある

こんな句を作る人が自分の叔父さんだったらいいな

 

 

それはさておき

結局、どうだったかというと

55キロ、11時間半くらいで歩いた。(お昼ごはんのとき、うっかり時計を止めてしまったので実際はトータル約11時間半)

 

 

平均ペースはキロ12になっているけど、前半 遅過ぎ、後半帳尻合わせで若干飛ばし過ぎ

ヘロヘロにはならなかったけど、余裕もなし

帰路は、空腹になると若干フラつき、食べると胸やけする

肩とふくらはぎが痛い

これ以上歩けるかっていうと、70キロくらいまでかな、という感じだ。

それじゃ一昨年と一緒じゃん (;一_一)

一昨年は70キロ近くで突然体幹がおかしくなったしな(体が左に傾いて歩けなくなった)

うーん 上の 「悩む」か

 

いや、本番の5月18日まで2ヶ月弱あるから

あともう2回くらい練習すれば、なんとかなる、、かも(希望的観測)

問題は多いけど、対策を考えていこうと思う

やっぱりやってみたいから

やってみる

 

エントリーしよっと